- KADOKAWA (2020年6月12日発売)
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感想 : 14件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784044005481
作品紹介・あらすじ
(目次)
はじめに
第一章 食べるカビが大ブーム
第二章 カビの正体
第三章 思わぬところに生えるカビ
第四章 冷蔵庫・エアコン・洗濯機
第五章 石灰岩帯と山火事の後
第六章 カビは体にどのくらい悪いのか
第七章 人とカビの闘い
あとがき
みんなの感想まとめ
カビに関する深い知識と実用的な情報が詰まった一冊で、読者はカビの正体や生態、さらには生活に潜むカビとの闘い方を学ぶことができます。著者はカビの研究の第一人者であり、実際の体験談を交えながら、カビが自然...
感想・レビュー・書評
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そろそろ梅雨入り。嫌でも対決(?)しなければ
ならないカビと闘うために、敵のことを知らねばと、借りた本。
「菓子などの食品に生えるカビは、野や山では
めったに見られない。自然界には菓子のような甘い栄養の塊は非常に少ないからだ」
世界にはカビは数万種もいると考えられており、
未発見の種類も多いらしい。
生活に役立つ醬油や酒などを作るために使う
コウジカビは自然界ではほとんど見られず、
人が品種改良した栽培品種だと知り驚いた。
カビの世界は奥深い。
山火事の発生の後にはキノコが発生する(胞子が35℃〜45℃の加熱によって発芽が促進)という興味深い話や、洞穴に生えるカビを求めて鍾乳洞の中に入り、洞内の電灯が全て消えて大変な思いをしたという、カビ研究の第一人者の著者の、身体を張った体験談に思わず笑った。
それにしても、エアコンの掃除はやはり、業者の人に依頼するのが良いのかも。素人では所詮無理‥?
ユーザーのできる方法として、エアコンからのカビの放出は、スイッチを入れた直後に多く、次第に減少するため、スイッチを入れると同時に5分間窓を開けてカビを室外に追い出すこと。もう一つはフィルターの掃除(意外とシンプル)
ちなみにカビが最も多かったのは、送風ファンの
羽根、冷気が出てくる吹き出し口らしい。
カビはタバコ成分を栄養にするため、喫煙家がいる家庭は要注意。
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その名の通り、カビ研究の第一人者によるカビの取説。筆者がどれだけカビにら魅せられているかがよく分かるのです。詳細は割愛しますが、エアコンや洗濯機のカビは技術が進歩しても厄介なのだなと。
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カビ研究者による、カビに関する豆知識の本。
カビと細菌(p48)、カビとキノコ(p62)、カビと地衣類(p188)といった、素人にはなんとなくごっちゃにしやすい周辺の生き物との違いも含め、カビの生態や歴史、生活の中で出くわすカビと、幅広い話題を扱う。
著者は大阪の研究所で、市民のカビの苦情相談に対応している人物。しかし本書はカビへの嫌悪や恐怖を煽ることはない。あくまでフラットな視線には、研究対象へのそこはかとない愛情さえ感じられる。
吹奏楽部の楽器(p82)やスマホ(p70)にまでカビが生えるという話などには、ちょっとぎょっとしたけれども、研究者フィルタを通して触れるお陰で「気持ち悪い」の前に「興味深い」が先立つ。[ https://booklog.jp/item/1/4344984633 ]を読んだときの感覚に似ている。
・熱が加わることで発芽し、山火事で増えるアカパンカビ。関東大震災直後にも発生した(p141)
・奈良県と岐阜県のような遠く離れた地域の洞穴に、何故か同じカビが生えている(p133)
・家の水回りに生えるカビ(オクロコニス・フミコーラ)は界面活性剤を栄養にすることができ、自然環境では石灰岩の多い地域にいる(p124)
・ラスコー洞窟画やキトラ古墳壁画等文化財とカビとの闘い(p200) -
カビの種類や毒性等は全然知らないことが多かったが、本を読んで解像度が高まった。
スマホや金管楽器にもカビがいることを知って少し恐ろしさを感じた。
花のごと花火ひらくや黴の中 の俳句が結構好きだな -
食品とカビ、ダニとカビなど、生活に直結するところが興味深かった。専門的なことを学びたい人にとってはより高評価になり得ると感じた。
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食べるカビ、家にはえるカビ、毒のあるカビいろいろカビはありますがそんなことについてまとめた本です。歴史的な資料や骨董品などもカビの大敵ですがそれと戦った人類の歴史などについても触れています。あとがきに出てきた中学生の研究が共同の研究論文に発展する話はとても面白かったです。
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「カビ」を研究する先生が書いた本.身の回りにあるカビを中心にカビの世界について知ることができる.題材が身近で理解しやすい反面,カビという目に見えない生物の奥深さ,カビが人々の生活の至るところに影響しているんだと知ることができる.
「取扱説明書」という感じではなかった.
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土1gに数え切れないほどのカビ
善玉菌・悪玉菌という概念は人間の有用性で振り分けたものに過ぎない
発酵は微生物の酵素による分解作用 外部から内部へ
(人間が望まない発酵は腐敗と呼ばれる)
熟成は食品そのものに含まれる酵素による分解作用 内部から外部へ
界面活性剤が餌のカビもいる
楽器,エアコン,洗濯機にもカビ.
カビは細菌に比べ酸が強い環境でいきられる(洗濯マグちゃんが防カビに効くのはアルカリ水で洗うから?)
人工環境に発生するカビ(Oフミコーラ)はどこからやってきた?
→山郷など自然環境からサンプルをとってもダメ
→人に近い環境(公園の土壌など)でヒット!
→人工的な公園の土は中性・アルカリ性に寄り
→建築物や道路に使われるセメントが摩耗し土にはいりこんだことで
そこの土が中性・アルカリ性に
→石灰岩地帯ならそのカビを見つけられるのでは?
→ビンゴ!さらに元を辿ると熱帯の石灰岩地帯と思われる
面白!
食中毒:カビ毒は慢性毒性。わかってないとことも多そう。食べ続けると発症。
カビまみれの部屋に住んで体調を崩すことも。
ホコリはカビやダニの温床。掃除大事。
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著者プロフィール
浜田信夫の作品
