古事談 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)

著者 :
制作 : 倉本 一宏 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 32
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044005573

作品紹介・あらすじ

鎌倉時代初め、源顕兼により編修された『古事談』は、王道后宮・臣節・僧行・勇士・神社仏寺・亭宅諸道の6巻から成る説話集。後続の『宇治拾遺物語』『古今著聞集』にも大きな影響を与えた。好色譚「称徳天皇が道鏡を愛した事」から始まり、貴人の逸話や故実・奇譚・霊験譚まで、王朝社会の多彩な説話が満載。清少納言・藤原道長・平将門・安倍晴明も登場。70話を厳選し、原文・現代語訳と書き下し文に解説を付した決定版!

感想・レビュー・書評

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  •  説話集ということで、あまり肩肘張らずに読める一冊である。特に語釈がなくとも大意は取れるし、現代語訳と各話の背景事情についての解説が付いていて、理解が進む。
     主として遠い平安時代の話が多いが、人事を巡る人間模様や人物評価がゴシップ的にも興味深い。巻末の系図を見ていると、自分の成功や出世、一族の繁栄を願い、あるいは俗世を離れ出家の道を選ぶなど、それぞれに頑張ったのだろうなぁとの思いをシミジミと感じる。

  • 913-M
    古典文学コーナー

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著者プロフィール

1160(永暦元)-1215 (建保3)。鎌倉前期の公卿。源宗雅の子。刑部卿を務める一方で、藤原定家とも親交があり、有職故実にも精通していた。1211(建暦元)年、52歳で出家後、説話を収集し、『古事談』6巻を編修した。

「2020年 『古事談 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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