諸子百家 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044005689

作品紹介・あらすじ

孔子を筆頭に、老子、荘子、孟子、荀子、韓非子、孫子……など、春秋戦国時代の古代中国では、数多くの思想家が現れた。彼らは「諸子百家」と総称される。
その思想は、東アジア全域の思想に大きな影響を与え続け、今なお衰えない。2200年以上前の思想でありながら、現代の私たちにも生き方の指針を示し続けてくれている。
なぜ戦国の世に多くの思想家が出現したのか? 彼らの主張やその違いはなにか? 
残された著作や人物評から、彼らの人柄を読み解き、その思想の本質を解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 春秋戦国時代、戦乱が絶えない時に、こんなに多彩な思想家がいたことがとても興味深いです

    孔子の儒教がメインの道徳的なイメージが強かった諸子百家ですが、法律の運用だったり、弁舌をふるったり、兵法を説いたり、いろいろな人たちがいて本当におもしろい

    私がもっと詳しく知りたいなと思ったのは韓非子。
    「矛盾」や「逆鱗に触れる」は韓非子だったのですね

    そして、ビジネスで人気の孫子。
    戦争時の兵法としたとき、著者が書いているように、「そんな決定的必勝法があったらあったで、おたがいその必勝法同士でぶつかりあうことになり」、どっちが勝つの!?と私も気になるところがあったりして、孫子も詳しく知りたいなと思いました

  • 東2法経図・6F開架:124A/W46s//K

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著者プロフィール

1963年埼玉県生まれ、1986年一橋大学社会学部卒、毎日新聞社入社。
大阪社会部、大阪経済部を経て、2001年『週刊エコノミスト』編集部。
2003~2010年同編集次長として、主にマクロ経済、金融、ものづくり、
エネルギー分野を担当。
2012年から毎日新聞川崎支局長。持続可能な経済社会のシステム設計が研究テーマ。
著書に「なぜ巨大開発は破綻したか」(日本経済評論社、共著)がある。

「2012年 『そして「豊かさ神話」は崩壊した』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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