- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044006655
作品紹介・あらすじ
貨幣、帳簿、市場……資本主義の基幹エンジンたる仕組みの歴史を紐解く。そしてケインズ、ハイエク、フリードマンの思想へ。ほころび始めたグローバル資本主義の未来を見据えながら、その本質に迫る。
感想・レビュー・書評
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やっと読み終えた。なかなか難しい。何冊か、この中のいくつか読んでみる予定。
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<目次>
第1章 マネーの力
第2章 資本主義の歯車
第3章 君臨する経済学
第4章 グローバル資本主義の蛇行
<内容>
資本主義がいっぱいいっぱいなことは現状を鑑みればよくわかる。貨幣が暴走し、新自由主義が経済はもちろん、政治も牛耳っている。その過程や現状、将来について世の中の本から目配りして紹介している。それらを読める気はしないが、松岡さんの説明で「なんとなく」わかった気になってしまう。 -
第1章 マネーの力
1374夜 ハンス・クリストフ・ビンスヴァンガー 『金と魔術』
1367夜 ニーアル・ファーガソン 『マネーの進化史』
1369夜 ゲオルク・ジンメル 『貨幣の哲学』
1370夜 今村仁司 『貨幣とは何だろうか』
1375夜 仲正昌樹 『貨幣空間』
1382夜 ジェイムズ・バカン 『マネーの意味論』
第2章 資本主義の歯車
1676夜 ジェイコブ・ソール 『帳簿の世界史』
729夜 ブライアン・リアマウント 『オークションの社会史』
1133夜 ゲルト・ハルダッハ&ユルゲン・シリング 『市場の書』
1293夜 ジョン・ミクルスウェイト&エイドリアン・ウールドリッジ 『株式会社』
1108夜 ダニエル・ヤーギン&ジョゼフ・スタニスロー 『市場対国家』
1381夜 小林正宏・中林伸一 『通貨で読み解く世界経済』
第3章 君臨する経済学
1336夜 間宮陽介 『市場社会の思想史』
1372夜 ジョン・メイナード・ケインズ 『貨幣論』
1337夜 フリードリヒ・ハイエク 『市場・知識・自由』
1364夜 イマニュエル・ウォーラーステイン 『史的システムとしての資本主義』
1338夜 ミルトン・フリードマン 『資本主義と自由』
1373夜 ロバート・スキデルスキー 『なにがケインズを復活させたのか?』
第4章 グローバル資本主義の蛇行
1358夜 マンフレッド・スティーガー 『グローバリゼーション』
1352夜 スーザン・ストレンジ 『マッド・マネー』
1332夜 ジョージ・ソロス 『グローバル資本主義の危機』
1353夜 金子勝 『反経済学』
1388夜 鈴木謙介 『<反転>するグローバリゼーション』
1390夜 パオロ・ヴィルノ 『ポストフォーディズムの資本主義』
1391夜 アレックス・カリニコス 『アンチ資本主義宣言』
著者プロフィール
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