万華鏡 (角川ソフィア文庫)

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  • KADOKAWA (2022年1月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784044006877

作品紹介・あらすじ

「空いた電車に乗るために採るべき方法はきわめて平凡で簡単である。それは空いた電車の来るまで、気永く待つという方法である」(「電車の混雑について」)。科学に興味をもつ一般読者向けに編まれた、『柿の種』と双璧をなす代表作。人間が発明し、創作した物のなかで「化物」は最も優れた傑作とする「化物の進化」をはじめ、「物理学と感覚」「科学上の骨董趣味と温故知新」「怪異考」ほか全13篇を収録。解説・全卓樹

感想・レビュー・書評

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  • 寺田寅彦について - 高知県立文学館
    https://www.kochi-bungaku.com/teradatorahiko/

    「万華鏡」 寺田 寅彦[角川ソフィア文庫] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322108000178/

  •  本書編集付記に記載があるが、元本は、1929年に鉄塔書院から刊行された由。岩波の小林勇が設立した出版社だったと記憶しているが、漱石からの繋がりがあってのことか。

     必ず空いた電車に乗るためにはどうしたら良いか、日常生活におけるちょっとした疑問から科学的考察を進める、寅彦らしい一編「電車の混雑について」と、言語の類似性を比較するために必要な統計式を考察し、現代のビッグデータ解析に先駆けるような「比較言語学における統計的研究法の可能性について」が、特に印象に残った。


     また、本文庫の解説は、寅彦随筆の魅力を鮮やかに解き明かしており、大変参考になった。

  • 明治時代とは思えない寺田寅彦の慧眼

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著者プロフィール

1878–1935
東京に生まれ、高知県にて育つ。
東京帝国大学物理学科卒業。同大学教授を務め、理化学研究所の研究員としても活躍する。
「どんぐり」に登場する夏子と1897年に結婚。
物理学の研究者でありながら、随筆や俳句に秀でた文学者でもあり、「枯れ菊の影」「ラジオ雑感」など多くの名筆を残している。

「2021年 『どんぐり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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