植物の形には意味がある (角川ソフィア文庫)

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  • KADOKAWA (2022年12月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784044007270

作品紹介・あらすじ

街で、庭で、山や森で。花束や食材として。私たちの暮らしの中で、植物を目にしない日はほとんどありません。ところで、そんな身近な草木や花々、野菜や果物は、どうして「その形」をしているのでしょう。葉や枝や根、花や果実が、それぞれどんな理由でいまの形になったのか、豊富な図版をもちいて基礎からやさしく解説する植物学入門。

みんなの感想まとめ

身近な植物の形が持つ意味を、科学的な視点から解説する本です。光合成や子孫を残すための戦略など、植物の生態を基礎から丁寧に学ぶことができます。読者は、葉の形や茎の成長に隠された競争のメカニズムに驚かされ...

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった~。

    植物をとても科学的に考えている。
    どうすれば光合成が一番効率がよいのか。
    子孫を残すためにはどうすることが最善なのか。
    光、二酸化炭素、窒素を必要量を確保するのか。

    植物のことだけれど、考え方がとても科学的なので、人生の中で考え方がすごく参考になる。
    是非若い人にどんどん読んでもらいたいと思います。

    いや~よい本に出会いました。。

    • いるかさん
      mei2catさん 
      コメントありがとうございます。
      とてもよい本だと思います。
      よければ是非。。。
      mei2catさん 
      コメントありがとうございます。
      とてもよい本だと思います。
      よければ是非。。。
      2023/01/31
    • みーママさん
      いるかさん
      はじめまして。


      先日はフォローしていただきましてありがとうございます♡
      いるかさんの本棚が魅力的ですー!
      これからたくさん参...
      いるかさん
      はじめまして。


      先日はフォローしていただきましてありがとうございます♡
      いるかさんの本棚が魅力的ですー!
      これからたくさん参考にさせていただきます。
      よろしくお願いいたします♪
      2023/03/05
    • いるかさん
      みーママさん はじめまして。。

      コメント ありがとうございます。
      本棚は、みーママさんのように整っていませんが、その時に読みたい本を...
      みーママさん はじめまして。。

      コメント ありがとうございます。
      本棚は、みーママさんのように整っていませんが、その時に読みたい本を適当に読んでいる感じです。

      こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。。
      2023/03/05
  • 神戸新聞NEXT|全国海外|文化・エンタメ|【3分間の聴・読・観!(6)】「体に利く」と「体に聞く」
    https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/entertainment/202301/0015974074.shtml

    光合成の森
    http://www.photosynthesis.jp/

    植物の形には意味がある|書籍案内|ベレ出版
    https://www.beret.co.jp/books/detail/610

    「植物の形には意味がある」 園池 公毅[角川ソフィア文庫] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322207000634/

  • Na図書館本
    ブクログの繋がりで。ご紹介ありがとうございました。
    とても優しく丁寧な先生から授業を受けているようでした。
    葉っぱはどうして平たいのか、に始まり、ちょっとしたコラム交えて楽しい。茎って同じ種でも競争なんですね。スタートダッシュが勝負のようです。
    植物間の光競争について。ゲーム理論の囚人のジレンマ登場には驚きました。
    確かに風が強くて斜めの葉っぱをつけた方が有利でも、裏切って地面に平行な葉っぱをつける植物がでたらそっちが有利なのが実際。斜めの葉っぱが優占するってのは、逆に言えば競争が激しくないってことらしいですよ。

    生物の宿題に、この本の読書感想文をかいてもらったら、植物のことが大好きになるんじゃないかなぁ。

    • いるかさん
      mei2catさん 
      こんばんは。
      読んでくださったのですね。
      ありがとうございます。
      なんだか物の見方が変わる一冊で、わたしにとっ...
      mei2catさん 
      こんばんは。
      読んでくださったのですね。
      ありがとうございます。
      なんだか物の見方が変わる一冊で、わたしにとっては目からうろこでした。
      素敵なレビューもありがとうございました
      これからもよろしくお願いいたします。
      2023/02/05
  • 大変面白い本でした。

    私は理科の理解力が酷く低く
    特に物理化学は規格外れなんですね。
    ときどきわかりやすく書いたものを読み、
    ちょっとわかった気になったりしても
    「だからなんなの?」でおわり。

    でもこの本は生物であっても物理化学と繋がっているんです!
    こういうところから物理化学に入っていけたらいいのかも!

    〈生物においても、科学的な考え方の論理の筋道がきちんと通っていることがわかります〉

    〈植物の形は、誰の目にも見えるのですが
    じつはさまざまな機能を反映しているものであることを伝えたいと思ったのです〉

    理解して想像するのにちょっと時間かかったけど
    だいたいわかって楽しかったです。
    とくに注の部分が、こんなに面白い本は初めて。

    で、個人的には理科の能力がアップした気でいたんですが…。

    7年前にこの本は単行本で出版されました。
    その後中学・高校・大学の入試問題あちこちに使われたんですって!
    やったね!!

    でもそれは生物の問題ではなく
    国語もしくは小論文の問題だったそうです…。

    ということで、私の理科能力のアップではなく
    この本は文系の本だったのだ、と思いました。

  • 専門家ではないが、植物の本を読むのが好きなので、今年マザーツリーを読んだ時に、植物が親類かそうでないかが分かるという文章を目にした。本書では自己と他者の区別ができるという実験結果はまだないとある。最新結果に追いついていないのか、素人目だからか、そこが気になった。

  • 今まで何気なく目にしていた植物の形にはまだ不思議が詰まっている。これからは、小さな不思議に気がつく気持ちと、それを考え続ける事、それを大切にしたいと思いました。それを忘れそうになった時に、また読みたいと思う本でした。

  • 適応意義。

    脚注がおもしろいともノイズとも思うことがあったけれど、おもしろい本だった。生物が特定の目的に合致させる為に形を変化させてきた訳ではなく、試行錯誤の結果残った形というのはあるけど、逆に目的として捉えた方がややこしくなくて伝わりやすいという風に感じた。

  • “仕組み”より“形”を主眼において解説されていておもしろかった。特に最後の章での専門家タイプのと万能型タイプの区分けはたしかにそうだと思う。植物という動かぬ物にややデザイン的な見地からまなざすのもおもしろそうだと思った。

  • 植物って面白い。

    植物自体が面白いのもそうですが、この著者もその面白さを存分に引き出してくれます。
    職業柄、少し植物に関係しているので、何気なく取ったこの本でしたが、結構面白かったです。
    生物としてどう環境に適応するのか、適応しようとした結果、植物の形が色々あるんだなと非常に感銘を受けました。

    こう言った何気ない日常も、少し面白くしてくれる本が大好きです。

  • 植物の形には意味がある (BERET SCIENCE) 2016 の文庫化か
    https://calil.jp/book/4860644700

  • 文字通り植物をその形から考察している。それ自体も非常に興味深く楽しく読むことが出来たのだが、それに加えて「科学的に考えるとはどういうことか」ということも教えてくれる良書である。注にも見逃せない視点が多く必読。効率化は複数の評価軸で判断しなければ後悔することになるという言葉が心に残る。

  • 章が短いので手軽に読め、図が多いので飽きずにわかりやすく読める。特に第二章がわかりやすく興味が湧いた。内容も、この本を読んで興味を持ったら勉強してみてくださいというスタンスなのでそれほど難しくない。ただ、写真はカラーが良かったな。

    はじめにが面白く、買う決め手になった。
    注釈が面白い。授業中の先生の小話みたい。
    国語の入試問題になったそうなので読んでおくと役に立つかも?
    参考になる本がコメント付きで紹介されているので、他にも読んでみたいという場合に良い。まさにスタンス通り入門書。



    なぜ、という言葉には、目的を聞く場合と、仕組みを聞く場合がある。

    効率化を旗印にした主張に耳を傾けるときは、複数の評価軸によって検討しないと後悔する。

    教育者は人を褒めるところから始める。

    なぜという疑問は、どのようにという疑問と比べると実験的に証明するのは難しい。

  • とても勉強になる!
    植物を観る目が変わります

  • 身近な植物、根があって、茎があって、葉っぱがあって、花を咲かせ(無いものもあるが)、実をつけ子孫を残す。
    エネルギーは光合成でつくられ・・・。
    は知っていたものの、なぜ葉は平たいのか、空気(二酸化炭素が重要)はどこから吸っているのか、茎の存在意義は、花の色と形の多様性や生存競争に勝つための特徴等、へぇ~そうだったのね があった。
    光合成を専門とされている方のようで、得意分野以外では少し断定的な表現が少なかったが、もっとも例外が多いだろうし、真実を述べること自体が難しいのでしょうね。

    ちょっと面白かった項目。
    イチゴの表面にあるぽちぽちが種子だろう、というのが普通の考え方だが、生物学的にいうと、そもそも赤いのは果実ではなくて、花の柄の端が肥大したもの。そして、表面のぽちぽちが果実。種子はどこにあるかというと、ほとんど果実そのもの。種子がごく薄い皮で覆われたものが果実であるぽちぽちだ。

    ツクシを新聞紙に包んで1日2日放っておくと、もわもわとした緑色の綿のようなものが出てくるが、これがツクシの胞子。これを顕微鏡で見ると、奇妙な4本足のタコのようなものが見える。これにゆっくり息を吹きかけると、胞子の4本の足が本体に絡まって小さくなり、しばらくすると、ゆらゆらとまた元に戻る。ツクシの胞子の4本の足は弾糸と呼ばれ、乾燥した状態では弾糸を伸ばし、空気抵抗を大きくして、風などによって遠くまで飛ばす。そして湿度が高いときには、弾糸を縮めて風に飛ばされにくくし次に晴れるチャンスを待つ。

    植物の種子は小さくとも立派な植物。最初は1つの細胞から出発するが、細胞分裂を重ね胚の段階まで行き、そこから水分が減って休眠に入る。

    例えば草の茎のてっぺんに地面と平行に伸ばした葉を置いて、すべての光を吸収する植物を考えてみる。その場合、強い光を独占できるが、光合成は一定値よりは大きくならない。そして茎の下のほうにたとえ葉があったとしても、そこには光がほとんど当たらないので、そこではそもそも光合成ができない。
    稲のように葉を斜めにしてつけた場合、吸収する光の量は葉の面積あたりで比べると少なくなるが、光が少し弱いほうが光合成の効率は高いので、光合成できる量はそれほど低下しない。一方で、投影面積は小さくなるので、その葉の下に別の葉をつけておけば、その葉にも光が届いて光合成をすることができる。上から下までの光合成の量を足し合わせれば、葉を斜めに伸ばす植物の方が断然有利になるのだ。

    植物の多様性を生み出すものは、環境要因の多様性に加え、時間的な変化、植物が環境に及ぼす影響、そして外敵との駆け引きがある。

  • 図入りの科学解説、しかも文庫。楽しみ。

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著者プロフィール

早稲田大学教育学部理学科教授。東京大学教養学部卒、同大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。
東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授などを経て現職。
専門は植物生理学。
主な著書に『光合成とはなにか』(講談社ブルーバックス)、『トコトンやさしい光合成の本』(日刊工業新聞社)など。

「2016年 『植物の形には意味がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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