与謝野晶子訳 紫式部日記・和泉式部日記 (角川ソフィア文庫)
- KADOKAWA (2023年6月13日発売)
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感想 : 2件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784044007690
作品紹介・あらすじ
平安時代の代表的な日記文学である『紫式部日記』『和泉式部日記』を、大正の歌人・詩人である与謝野晶子が華麗な文体で大胆に現代語訳した名作、初の文庫化! 平安貴族と女房たちの日々の暮らしや、宮廷の行事、人間関係と恋愛事情が描かれ、当時の風景が生き生きとよみがえる。二つの日記作品に加え、与謝野による論考「紫式部考」を併録。田村隆氏(古典文学研究)による「解説」で、与謝野訳の魅力と味わい方を紹介。
みんなの感想まとめ
平安時代の貴族社会や恋愛模様を描いた二つの日記が、与謝野晶子の現代語訳によって生き生きと蘇ります。特に、和泉式部の日記では、恋愛に対する情熱や秘密の関係が描かれ、読者は共感を覚えながら物語に引き込まれ...
感想・レビュー・書評
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与謝野晶子訳、難しそうだな…と尻込みしていたけど、新かなづかいに直されていたこともあり非常に読みやすかった。ただ、和歌は訳されていないところも多く、和歌の意味もちゃんと分かったらもっと面白いかもと思った。
和泉式部日記が初読みだったのだけど、非常に面白かった…!
帥の宮への焦がれ、秘密の関係、宮との恋を命の糧にしていて、何気ない自然にも意味を見出してしまう、、、身に覚えがありすぎて、どんどん続きが気になったし、夫人が出て行ったあとも日記に残していて欲しかった。
こちらも和歌は訳されていたりされていなかったりしたものの、ずっと読んでいくうちに段々と意味というか空気感が伝わってきたので、これはこれでよかったと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。与謝野晶子の訳もわかりやすい。紫式部の日記では千年以上も昔の宮中での人々の様子が目に浮かぶよう。よろしくない女たちの化粧や立ち振る舞い、宮様の何気ない言葉が書かれていて時を超えてグッと身近に感じた。紫式部の日記は男性関係はほとんど出てこないが和泉式部の日記は恋愛のことしか出てこないという真逆さが印象的。読んでいて面白いのは和泉式部日記だがその時代の宮中での日常、文化を知ることができるのは紫式部日記。紫式部日記の方が「へぇ~」と言いながら興味津々で読んだ。
著者プロフィール
与謝野晶子の作品
