西洋音楽史講義 (角川ソフィア文庫)

  • KADOKAWA (2024年8月23日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784044008352

作品紹介・あらすじ

ドレミファ音階、拍子、ハーモニー。今日の世界標準となった音楽語法のほぼすべてが西洋音楽史のなかで生み出された。グレゴリオ聖歌から、オペラの誕生、バロック、ウィーン古典派、ロマン派、そして20世紀のポピュラー音楽まで。「古楽」「クラシック」「現代音楽」という三つの画期に着目し、千年にわたる変遷を通史として描き出す。好みや感性で語られがちな音楽を具体的・分析的に聴き楽しむためのヒントに満ちた全15講。

*2013年3月に放送大学教育振興会より刊行された『西洋音楽史』を加筆・修正し、改題のうえ文庫化したものです。

感想・レビュー・書評

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  • 音楽ー何となくそんな気がする以上に踏み込めない・神秘的な芸術
    少しでも具体的に音楽について語れるように
    西洋音楽の歴史をなぜ学ぶのか
    古楽・クラシック・現代音楽─西洋音楽史の三つのエポック
    多声的音楽の始まり─西洋音楽の夜明け
    中世音楽の黄金時代と黄昏
    ルネサンス前期と無伴奏合唱
    ルネサンス後期と劇化する音楽
    バロック音楽と絶対王政の時代
    「音楽の父」としてのバッハ
    ウィーン古典派と近代市民音楽の始まり
    ベートーヴェンの偉大さ
    ロマン派音楽の制度と美学
    ロマン派と芸術宗教
    前衛への越境
    第一次世界大戦の後
    クラシックと現代音楽とポピュラーと

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著者プロフィール

1960年京都生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専門は近代西洋音楽史。著書に『リヒャルト・シュトラウス 人と作品』(音楽之友社、2014)、『音楽の危機』(中公新書、2020、小林秀雄賞受賞)、『音楽の聴き方』(中公新書、2009、吉田秀和賞受賞)、『西洋音楽史』(中公新書、2005)、『オペラの運命』(中公新書、2001、サントリー学芸賞受賞)、共著に『すごいジャズには理由がある』(アルテスパブリッシング、2014)など。

「2023年 『配信芸術論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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