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Amazon.co.jp ・本 (348ページ) / ISBN・EAN: 9784044008406
作品紹介・あらすじ
多彩で美味な中華料理に魅せられて四半世紀。北京・広州・上海と移り住んだ十年間、食べ歩いた膨大な食の記憶から、1省1都市、忘れがたい三大美味を厳選し、写真とともに味わう。新作レシピも収録!
感想・レビュー・書評
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中国の東西南北(あと中央)を食べ歩いた著者の中華料理への愛と感想と食欲が駄々洩れなのが愉快
・前作の料理本「あたらしい家中華」が有名なせいか、”料理本として期待外れでした”的なレビューを投稿している方を見かけますが、本の帯に”食紀行”(旅を通じた食に関連する体験や出来事を記録した文章)と書いてあるよと言っておく
・”ふぉー良い匂い!食べて飲んで食べて飲んで満腹!”なノリの愉快な体験文が続くのは、良い匂いがこちらまで漂ってきそうな気がして読んでいて楽しいです。高級料理ではなく、その土地や文化に根付いた大衆料理を取り上げているので、料理の見た目(写真)が粗い&盛り付け等がおしゃれではないのは愛嬌かなと
・日本人向けにアレンジされた日本の中華と異なり、ゴリゴリ現地の食材&味付けなので、我々がちょっと行って食べようとして受け付けられるか否か、美味しいと思うか否かは自己判断でしょうか。山椒魚の姿煮、臭豆腐等の匂いの強い発酵食品、兎/犬/蛇/山羊のぶつ切りを焼いた/煮たもの等、美味しいと言われてもちょっと引きそう・・・と思う料理もあり -
読んでて楽しい本だった
都内のスーパーでも三枚肉売ってほしい -
中国料理愛好家として人気レシピ本で有名となった著者のバックグラウンドとなる中国各地の代表料理の紹介。一部レシピも掲載しているが、これだけ幅広く地元民しか知らない料理の多様性に驚く。是非、国内にある中国各地の地方料理店でこだわりの一品を味わってみたい。
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2025/01/18
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中国15都市の3つの美味しいお勧め料理を紹介する。ここで「美味しさ」の定義は「美味い」と感じるかどうかではなく、「その土地の味。その中でも昔ながらの味」という独特なもの。最初は馴染めなかったとしても何度か食べると良さが分かることがあるからという。理解できる。したがってど定番の料理ではなく著者の独自視点で発見した料理、私の知らないものが多い。食べたことがあるものが少ない。ただ麺が多すぎる気がする。麺でなくても小吃の類が半分以上ではないか。それはそれで面白そうではある。今度中国へ行ったらぜひ食べてみたい。
15都市がちょっと偏っている。南京、天津、重慶などがはいっていなえ。残念。
レシピが6つだけ載っている。一つを除いて是非作ってみよう。 -
中国の郷土料理紹介といった趣で、日本人に馴染みのない、または初めて知る一品一品を、写真と文章で味わえる醍醐味は、空腹時に読むとなお良いかも。その土地ならではの素材を活かした料理は、個人的に敬遠したいもの含め食文化を知る愉しみで、酒との相性を語るくだりは思わず垂涎。外食産業の発達や食の均一化で、伝統の味やスタイルが失われつつあるのは世界共通の流れで、本書のテーマにそれへのノスタルジーがあるが、これも新たな伝統の始まりかもしれないと割り切るのは共感。
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全15章でそれぞれ中国の土地を選び、1つの土地につき3つの料理を紹介する。著者名が示すとおり酒と合わせるにはとの視点が多いが、酒抜きでも十分楽しめそうだ。カラー写真が多い上、著者の文章からも美味しさが伝わってくる。
15章の中に東北菜がない!と思っていたら、巻末のコラムで紹介されていた。 -
女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000073884
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