源氏物語―付現代語訳 (第1巻) (角川ソフィア文庫)

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レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044024017

感想・レビュー・書評

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  • 桐壺から若紫までを収録。窯変、田辺源氏、谷崎源氏といくつか併読してきてやっぱり原文よね、と思い恐る恐る購入。フォントの小ささに怖じけづきましたが、ちょっとずつなら何とか原文も味わえるような気もします(あくまでするだけ)。訳文が意外と素敵でした〜〜。続きも楽しみです。

  • 玉上先生の現代語訳は、ところどころ個性的なルビが振ってありなかなか楽しい
    単語ひとつとっても訳者によって解釈が違ったりするので、比較しながら読んでいます

  • 全ての恋愛小説はここにはじまる

  • 理想の男性“光源氏”を中心に、表面華やかな宮廷生活と内面の苦悩とをあわせ描く、物語の最高傑作。

  • 現代語訳付なので、わかりやすいうえに原文も味わえてよいです。

  • 宇治、大津などを舞台とした作品です。

  • 明治から昭和にかけて活躍した大文豪、谷崎潤一郎が『潤一郎新訳源氏物語』を書いた時に、その手伝いにあたったのが玉上琢弥先生。1939年(昭和14年)に『潤一郎訳 源氏物語』(1回目の現代語訳)を発表した谷崎潤一郎が京都帝国大学国文科の招きで話をした際、その席に連なっていたのがきっかけで、戦後の京都大学国文科で助手をしていた1951年から谷崎の手伝いをしていた。この時期、谷崎は2回目の現代語訳である『潤一郎新訳 源氏物語』(全12巻)を執筆していた。そして1964年(昭和39年)に発表された『潤一郎新々訳 源氏物語』では、事実上の監修にあたったとされる。

    そして時代は流れ、現代の流行作家である橋本治さんが1991に発表した『窯変源氏物語』を執筆した際に『潤一郎新々訳源氏物語』を参考にしたということだから、間接的に玉上琢弥先生の影響を受けているとも考えられる。このような経緯から考えても、玉上琢弥先生の『源氏物語―付現代語訳』には魅力がある。また、岩波書店の新日本古典文学大系や小学館の新編日本古典文学全集の『源氏物語』は東京大学の先生が執筆の中心になっておられるから、学閥の異なる京都大学の先生が執筆されているという意味でも一読の価値がある。

    実際に読んでみると、とても味わい深い。的確な注釈はもちろんだけれど、洗練された現代語訳も実に読みやすく美しい。現代語訳単独で出版したとしても、圧倒的に支持される名作になり得ると思う。なお、玉上琢弥先生には『源氏物語評釈』(角川書店)という著作があり、これが『源氏物語―付現代語訳』のベースになっている。

    角川ソフィア文庫『源氏物語―付現代語訳』は同文庫の『枕草子』や『徒然草』などと同様に本の前半部に原文と注釈を配し、そして補注を挟んで後半部に現代語訳を付している。これを不便とする意見も肯定できるけれど、古典の原文と現代語訳をそれぞれに楽しめるという点において、こういうスタイルも良いと思う。


    【源氏物語 第一巻 桐壺~若紫】
    理想の男性“光る源氏”を中心に、表面華やかな宮廷生活と内面の苦悩とをあわせ描く、物語の最高傑作。第一巻には、光源氏が誕生する桐壺巻から、帚木・空蝉・夕顔を挟み、光源氏が理想の女性として育てようとして若紫を自邸に引き取る若紫巻までを収める。(角川学芸出版)


    出版社/著者からの内容紹介
    王朝人の理想像光源氏の、継母藤壷に始まる愛の遍歴をつづった「女の、女による、女のための物語」である。文学としての源氏物語の面白さを千年後に再現するため、現在望みうる最高の学問的考慮を尽した。

  • 高校2年生/図書館にて
    913.36エ1
    11246

  • 私の持っている本の、後継本です。
    私の持っているものは濃い紫色の、綺麗で如何にも源氏という感じの本で、デザインが変更されてしまって残念です。

    玉上氏の訳注は、とても素敵です。

  • 源氏物語の翻刻した原文と、現代語訳・注釈が付いた文庫本。全10巻。

    源氏物語は何冊もこういった本が出ているが、いくつか読んだ中ではこの本が一番読みやすい。
    現代語訳が原文に忠実、かつ自然である。
    他の現代語訳を読むと、時折訳というよりも訳者の解釈が色濃く出てしまっていて辟易する事があるので。
    その点源氏物語自体を楽しみたい方にはお薦め。
    注釈もかなり詳しく的を射ているので、研究目的にも十分役立つ。


    大学のゼミで有無を言わさず全巻購入した時はうっとなったが、今では薦めて下さった教授に感謝。
    文庫本なので持ち運びの点でも、値段の点でも手頃。

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