- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044024024
作品紹介・あらすじ
一一世紀初頭に世界文学史上の奇跡として生まれ、後世の文化全般に大きな影響を与えた一大長編。寵愛の皇子でありながら、臣下となった光源氏の栄光と苦悩の晩年、その子・薫の世代の物語に分けられる。
感想・レビュー・書評
-
末摘花から花散里まで収録。私は末摘花のエピソードが好きなので、原文を味わいながらじっくり読みました。頭中将もたくさん出てくるし、やっぱりいいなあ〜〜。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全10巻です。
-
直接的な表現はないけど文脈や連想で物事の流れを読み取れてく時は快感。
葵巻は好きです。
やっぱり御息所より葵派、源氏は嫌い。 -
『源氏物語 付現代語訳』は同文庫の『枕草子』や『徒然草』などと同様に本の前半部に原文と注釈を配し、そして補注を挟んで後半部に現代語訳を付している。この前半に本文、後半に現代語訳というのが、角川ソフィア文庫の日本古典シリーズの編集スタイル。このスタイルには好き嫌いもあるけれど、本文だけ、あるいは現代語訳だけに集中したいというような場合に使い勝手が良いので、個人的に気に入っている。
もう一つ、『源氏物語 付現代語訳』ならではの特徴がある。それは、各帖を幾つかのセクションに分けて、さらに小見出しが付けてあるところ。この小見出しを見るだけでも、大ざっぱなストーリーがわかるし、読み返す時にも読みたいページを見つけやすい。それに、小見出し付きの各セクションは本文と現代語訳とで対応しているので、双方を行き来しながら読む際の手助けになる。
第二巻には、末摘花(すえつむはな)から花散里(はなちるさと)までの6帖、夕顔亡き後の、源氏18歳の春から25歳夏までの出来事が収められている。若さ満開の源氏が起こした失敗談や、禁断の愛、そして哀しい出来事などが詰まっている。
【源氏物語 第二巻 末摘花~花散里】
故常陸宮の姫君に通うようになった光源氏は姫君の醜貌に驚く。宮中では藤壺中宮が皇子(実は光源氏の子)を産む。光源氏は政敵右大臣の娘との危険な関係をもち、正妻の葵上は男子を産むもののその後命を落とす。末摘花・紅葉賀・花宴・葵・賢木・花散里の各巻を収録。(角川学芸出版) -
資料番号:011316692
請求記号:913.3/ ム/ 2
資料区分:文庫・新書 -
090120(m 090302)