枕草子―付現代語訳 (上巻) (角川ソフィア文庫 (SP32))

  • 角川学芸出版 (1979年8月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044026011

枕草子―付現代語訳 (上巻) (角川ソフィア文庫 (SP32))の感想・レビュー・書評

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  • 本当に大好きです。千年の時を経てもまるで目の前にいる友達のような存在です。自分の中では清少納言はカリスマ。同じ時代に生きてたら多分ファンレター書いてサインせがんでたりしていたと思います。笑

  • 田辺聖子の「むかし あけぼの」を読み返したのを期に、原文にあたってみようと購入。めちゃくちゃ面白い。清少納言の人となりが率直に表れていて、きっと現代に生きていても付き合って気持ちの良い人物だろうと思える。
    解説、注も充実。解説にある、「枕草子は随筆にカテゴライズされるべき作品ではない」という内容が非常に興味深かった。これは、清少納言が中宮定子を主人公に描いた物語だと思ったほうがいいのかもしれない。
    (2015.9)

  • センス溢れる、清少納言のマイフェイバリットシングズ。

  • 時間はかかるけど、じっくり読んでます。
    まず原文を読み、わからない言葉もあるので何となくこんな感じ? 程度の把握をしてから、本の後半の現代語訳を読みます。そして再び原文に戻って、時には原文の最後に付いてる傍注も引きつつ、先に進んでいきます。
    学生時代に教科書で習った箇所が時々出てきて、案外と細かい内容を覚えているのに驚きます。これが古典の底力ということでしょうか。
    高校生ぐらいまで全く魅力を感じなかったのですが、大人になって読むと思いもしなかった味わいがあります。

    ……年取ったんでしょうかね、やっぱり……。

  • たまには「古典」も読んでみようと思ったが、読み終えるまでに思いのほか時間がかかってしまった。さて、肝腎の感想としては、たしかに面白く感じる部分も多く、なるほど読み継がれてきた理由もよくわかった。とくに、雪山について勝負する場面などは、今日的な小説の題材としてもなかなかおもしろいと思う。いっぽうで、元来が他人に見せる前提で書かれた作品ではないから、まとまっていないこと、とりとめがないこともかなり多く、読んでいても「ふ~ん」で終わってしまうことも少なくなかった。ただ、全体的にはやはりよくできた作品であるとの印象を持った。なお、訳注に不満があり、「読み物としての註釈=単語の説明など」と「校訂についての註釈=異本との相違点など」はわけてほしかった。和歌の訳がないのもマイナス・ポイントだ。

  • 【資料ID】40295
    【分類】914.3/Se19/1

  • 日本の古典にも親しみたい、って、しょっちゅう思っては果たせずにいる気がする。

  • 源氏物語が王朝の夢幻であるとすれば、枕草子はその実相であるといえよう。中宮定子をめぐる後宮世界に注がれる清少納言の目はいつも鋭く冴え、華やかな公卿文化を非情に捉える。流麗な現代語訳付。

  • 蓑虫はなぜ鬼の子なんだろう…。

  • 三巻本系統を底本とする『校本枕冊子』(田中重太郎著・古典文庫)を典拠とし、これに現代語訳を付した『枕草子』。本の前半には「春はあけぼの」で有名な一段から百二十七段までの原文と丁寧な脚注、続いて解釈の手助けになる補注も設けている。さらに、後半部分に各段の現代語訳と付説をまとめて配置し、巻末には参考図表と丁寧に書かれた解説もある。

    つまり、純粋に原文のニュアンスを味わいたいという場合も、現代語訳の助けを借りて読んで楽しむという場合にも、これだけで足りるというのが角川ソフィア文庫の『枕草子』。一粒で二度美味しいということで、古典作品はビギナーズ・クラシックスを除いて原文と現代語訳を別掲載にしているのが角川ソフィア文庫の編集スタイル。これを不便という意見も見かけるけれど、古典の楽しみ方が選べるという点においてアリだと思う。

    さて、もう一つ良いと思うのが、この現代語訳。古典の現代語訳の見本というか雛型というか、余計な言葉が入っていない秀逸な文章。同文庫の『源氏物語』の玉上琢彌先生の訳も定評があるけれど、石田穣二先生の訳も最高。もし旧版の『枕草子』(松浦貞俊・石田穣二訳注:角川文庫)と比較できるなら、新版の現代語訳がいかに洗練されているかが確認できる。

    また、訳注者である石田穣二先生は、新潮日本古典集成『源氏物語』(全8巻)の校注も手掛けておられるのだが、こちらも秀逸。その造詣の深さと優しいまなざしが、この本の巻末に組まれた解説からうかがい知ることができる。極端な表現をすれば、この解説部分だけでも十分な価値がある作品だと言える。文庫本ながら、手放せない一冊。

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