百人一首 (角川ソフィア文庫)

制作 : 島津 忠夫 
  • 角川書店
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本棚登録 : 151
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044040017

感想・レビュー・書評

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  • 「西鶴論」と「百人一首」の試験が終わり、大学の後期授業も成績発表を待つだけになりました。この機会に覚え直そうと思って受けた百人一首ですが、和歌がまるで頭に入りません。記憶力は落ちていますねぇ。ビックリしました。

  • ちょっと学術的な百人一首の本も読んでみようと思ったけれど、やっぱり私には難しい。
    本の表紙、狩野探幽作の式子内親王の絵がとてもかわいい。定家が憧れたのがわかる気がする。

  • 主に出典等を見るために使用。
    読み物として面白いかと言われるとなんとも言えない感じ。

  • 「百人一首」の一首一首を丁寧に説明解説している本。

    この著者の方は百人一首の歌を解釈する際に、それぞれの歌の原典である八代集に立ち返って解釈するのではなく、その歌を百人一首として選びとった藤原定家がしていたであろう解釈という目線で、現代語訳や解釈をしています。
    それは誤訳であるとか「解釈は人それぞれだから」という言葉で片付けるものではありません。
    百人一首研究の一過程であるということです。

    ですから、この本で「百人一首」を勉強しようとする際には世間一般で言われている現代語訳や解釈とは多少異なる見方がされていることもある、ということを注意しなければなりません。
    中学生高校生で、百人一首を覚えようとか勉強しようと考えている方は、こちらの本ではなくまずは別の百人一首の本を手にとって勉強するべきかと思います。

    中身についてですが、ひとつひとつの歌に多くの古註や和歌集を引いて見開き1ページいっぱいに細かく説明されています。
    参考文献は現代語訳が載っていません。私は古文を読むのに慣れていないので100首全部目を通すのにかなり時間がかかりました…。
    当然、参考文献はひとつひとつ書名が載っているので気になったものはマークしておけばすぐに原典にあたることができます。

    解釈はわりと、当時どんな評価であったと言われているかとか、古註ではどう説明されているか、定家はどう考えていたか、といったようなことが大部分を占めていたと思います。
    個人的には八代集の出典と詞書が記載されているところが助かります。
    解説も、百人一首を研究する上で必読。

    やっぱり百人一首って現代人が読んでもいい歌たくさんありますよね。藤原義孝はやっぱり好きだなぁと思います。
    通して読んでみて気づいたところがたくさんあります。読み込んで、もっと手がかりを探せたらと思う。


    蛇足ですが、
    藤原公任の歌で一般的に言われている「滝の音は…」がこの本では「滝の糸は…」の方で載っていたんですけど。
    八代集においてはどちらも載っていて、どっちが本当に百人一首に選ばれてたのかは私にはわかりませんけども、個人的には「滝の音は…」の方が上手いと思ってます。
    「名前」も「名声」も、「音」と同じで「聞こえるもの」だからです。

  • 古典古文が不得意なので、読むのに時間がかかった。
    解説・補注がたくさん載っているので、百人一首を学ぶときに参考になるだろうと思った。他の本と読み比べてみたい。

  • 百首それぞれについても興味深いが、後の百人一首成立に関する解説が多種多様な説についてまとめられていて、とにかく面白い。

  • 中学時代、憶えたはずの歌もすっかり消えている。しかし、落語に出てくる「ちはやぶる」は流石にわすれない。
    有名な「はるすぎて」も平安時代は読み方が違っていたというのは新鮮な驚き。授業でならっていたかもな。ふん、聞いていませんでしたとも‼。

  • 日本人なら(名前は)誰でも知っている百人一首の訳注付き本です。
    現代的な解釈の仕方も書いてありますが、あくまで訳者の感じ方なので鵜呑みにしてもいけません。
    あくまで解らない助動詞などの意味を知る程度に考えておくべきだと思います。やはり歌の捉え方は十人十色、様々な捉え方あってこそだと思います。
    他人に自分の捉え方を強制するのは野暮ってもんです。

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