北極にマンモスを追う 先端科学でよみがえる古代の巨獣 (角川ソフィア文庫)

  • 角川学芸出版 (2012年11月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (228ページ) / ISBN・EAN: 9784044052126

作品紹介・あらすじ

ロシアの古い言葉で「大地」「泥」を表すマンモス。1万8000年もの間、永久凍土に眠っていたこの古生物が、皮膚も組織もそのままに現代によみがえった!冷凍状態での発掘・移送の苦難、緊張の解剖と新発見。マンモス研究の第一人者が、最先端科学を駆使し、各国の研究者たちと進めた大プロジェクトの全貌と最新研究成果を紹介。リアルな写真も満載。「ユカギルマンモス」に魅せられた人々の大胆かつ繊細な科学的冒険に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 2012年(底本2004年)刊。著者は東京慈恵会医科大学教授。絶滅したマンモスがシベリアの永久凍土で保存されていた。特に、軟組織の保存は他に類例を見ない。本書は、ソ連に存在したマンモス発掘の苦闘、発掘したマンモスの調査と結果、一般に広めるべく「愛・地球博」で公開するまでの奮闘等を、具体的にリポートする。学術的な言い回しが少なく、判りやすいが、他の同時期の生物との関係、生態系や環境考古学との連関は記載薄。医学的な検査技術が、考古学的分析手法に応用されている点(特に軟組織の分析)はなかなか面白い。

  • 永久凍土からよい状態で発見されたマンモスを傷つけずに、CTや三次元画像解析などの非破壊的手法で研究する筆者。
    その研究と愛・地球博展示のための輸送一大プロジェクトを追った作品。古代生物研究のロマン、そして著者のマンモス愛がひしひしと伝わってくる。

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著者プロフィール

1971年埼玉県生まれ。東京学芸大学教育学部健康スポーツ科学講座准教授。専攻は体育科教育学。著書に『体育の学びを豊かにする“新しい学習評価”の考え方──学習評価としてのコミュニケーション』(大学教育出版、2008年)、『関係論に立つ体育授業づくり』(大学教育出版、2008年)、共著書に『動きの「感じ」と「気づき」を大切にした体つくり運動の授業づくりシリーズ(体つくり運動、陸上運動、器械運動、表現運動、水泳、保健)』(教育出版、2011‐2014年)、論文に「Changes in the Japanese Games curriculum and the shift toward student-centered learning」(Human Movement Health and Coach Education, 2014)、「体育授業における教師の身体性に関する研究──評価する身体に着目して」(体育・スポーツ哲学研究、第25巻第1号、2003年)など多数。

「2017年 『〈教師〉になる劇場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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