なぜ人は地図を回すのか 方向オンチの博物誌 (角川ソフィア文庫)

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  • 角川学芸出版 (2013年6月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784044052201

作品紹介・あらすじ

ナビゲーション技術の発達は目覚ましいが、方向オンチが治った、という話は聞かない。迷う人と迷わない人はどこが違うのか?心理学、脳科学、男女の性差などから多角的に分析。全日本オリエンテーリング大会で前人未到の22勝という記録を持つ心理学者が、人間のナビゲーション能力の謎に迫る。迷わずに目的地にたどり着くハチや、探査機はやぶさのナビシステムなど話題も満載。経験に裏打ちされた方向オンチの克服法も提案!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

方向感覚やナビゲーション能力についての多角的な分析が展開される本書では、方向音痴の原因が単なる認知の問題に留まらず、社会的自己概念や文化的背景にも深く関わっていることが示されています。特に、エスニック...

感想・レビュー・書評

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  • レビュー省略

  • 元来方向音痴だが、出来の悪い数学と方向音痴に何らかの関係があるのではないかと思い、本書を手に取った。

    方向感覚のよい人は、目的地への方向を正しく指し示すことができるという。数学に関して言えば、たとえどんなに複雑な問題でも、常に向かうべき方向さえ失わなければ、正解にたどり着けるはず。今、何を解こうとしているのかを常に頭に置く必要がある。

  • 結論として書いてあることにまとまりがなく、わかりにくかった。
    ただ、結局「方向音痴」とは社会的自己概念であり、方向音痴のままでいる、ということは自己管理ができずに太ったままでいることと同じである、という指摘には頷かされる。

  • 方向音痴の原因が、ただ単に認知能力の問題ではなく、エスニック・アイデンティティーや社会的自己概念の影響があるというのは面白かった。
    本の中で面白かったのは、イヌイットのアラスカでのナビゲーション、ミクロネシアの人々の海でのナビゲーション技術は生死と直結しており、自尊と存在をかけたものになっていることには目を見張った。また、カーナビゲーションによって道迷いが減り無駄なガソリン消費削減に役立ったとか、病院内での患者迷いの対応によって職員人件費が4人の1年間分の費用になるというのは、道迷いの世界って、思ったよりも広大なテーマなんだなと思った。
    自分にとって以外だったのは、この本では、ニューヨークシティや京都のような碁盤の目のような都市のほうが迷いにくいとされていたこと。自分にとっては碁盤の目の都市は、道がまっすくで直角に交わるという同じパターンで見分けがつきにくく、何度も位置確認を迫られる。碁盤の目でない都市のつくりのほうが簡単なのだが。

  • 方向音痴に関する研究がさらっと把握できてしまう優れもの。
    ただ、ある意味当然ながら、ほぼ人間づくめだったのが、個人的には残念だった。

  • 目的地にたどりつく為に利用できる話がいくつかあり有用だったが、全般的に話が冗長でもう少しまとめてほしい。また文字での説明が多すぎでもう少しイラストを利用してほしい。

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著者プロフィール

静岡大学教育学部 准教授
名古屋大学高等教育研究センター特任講師を経て
2008 年より現職。
静岡大学現代教育研究所・所長。
専門は教育哲学、道徳教育、研究倫理など。
執筆担当:はじめに、第1 部2 章、第2 部1 章、第2 部2 章、第3 部1 章、第3 部5 章

「2023年 『教育の現代的課題シリーズ 防災教育とICT』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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