今はじめる人のための短歌入門 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 105
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044054021

作品紹介・あらすじ

うたうべきことなどは、生きて生活している間に、おのずから、その人の胸に落ちてくる-。現代を代表する歌人・岡井隆が、短歌を作る際に誰もが一度は悩む事柄を「遊びとまじめ」「読むことは作ること」「読者を予想する」など、テーマに沿ってわかりやすく解説。正岡子規、斎藤茂吉ら先人の名歌や名言も参照しながら歌作りの本質に迫る。初心者はもちろん、一段上を目指す中級者にもかならず役に立つ、正統派短歌入門の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 連載をまとめた一冊で書かれたのは1987年。歌壇の巨匠による入門書。文体が独特なのは、膨大な日本語を精査しながら読み続けてかつ詠み続けた結果なのだろうなあ。「短歌は難しくない」という考え方に真っ向から反対して「困難な道であります」と言い切る姿に、言葉を生業にしている人の覚悟を感じました。読み手にも対峙する覚悟が要ります。でもその分、得るものは大きいです。

  • ひと言でまとめられない内容が多いが、三十一文字を守ることが大切なのはかなり印象に残った。手あかのついた言葉を使うな、お話や散文や説明を作るな。瞬間や動きを読め、近代短歌の良い作例を学べ、生き生きとした比喩や意外な言葉を使え。などという感じだろうか

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著者プロフィール

1928年1月5日、名古屋市生まれ。45年、17歳で短歌をはじめ、翌46年、「アララギ」入会、51年、現在発行人を務める歌誌「未来」創刊に参画。慶應大学医学部卒業後、内科医師として、国立豊橋病院内科医長などを歴任。83年『禁忌と好色』で迢空賞、90年『親和力』で齋藤茂吉短歌文学賞、95年『岡井隆コレクション』(評論集成)全8巻で現代短歌大賞、99年『ウランと白鳥』で詩歌文学館賞、05年『馴鹿時代今か来向かふ』で読売文学賞、07年『岡井隆全歌集』全4巻を始めとする全業績で藤村記念歴程賞、09年『ネフスキイ』で小野市詩歌文学賞、10年『注解する者』(詩集)で高見順賞、11年『X(イクス)―述懐スル私』で短歌新聞社賞受賞。その他、著作は歌集・評論集含め多数。93年から宮中歌会始選者。07年から宮内庁御用掛。

「2018年 『注解するもの、翻訳するもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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