知っておきたい日本の名字と家紋 (角川ソフィア文庫 353)

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  • 角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044057039

感想・レビュー・書評

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  • 女子栄養大学図書館OPAC▼
    https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000023497

  • 自分の家紋の歴史を辿り、土地を廻りたいと思った

  • 自分のルーツを知りたいと思う時期が誰にでも訪れると思う。うちの家紋は丸に四つ目菱だそう。いままで知らずに生きてこられたし、たぶんこの先も知らなくても生きていけるんだろうけど、なんとなくご先祖様を身近に感じられた。この本は、ほんのさわり程度のように思う。もっと深く知りたくなった。辞典とか、借りてみよう。

  • ・「加藤」の名字は愛知県から岐阜県の地域にかけて集中している。
    ⇒加藤景通(祖は藤原房前[ふささき])の子、景清は伊勢の国に移って加藤家をひらいた。景清は源平争乱のときに源頼朝のもとで活躍した。しかし、頼朝没後の景清は梶原景時を指示したため幕府の内紛により領地を失った。このあと、景清の子、景義が美濃の国に移って美濃加藤家の祖になった。このあと加藤一族は濃尾平野に広がり、多くの家臣に加藤の名字を与えた。
    ・藤原房前[ふささき])・・・[681~737]奈良前期の公卿。不比等(ふひと)の二男。北家の祖。元明上皇の遺詔により内臣(うちつおみ)となる。聖武天皇の即位後は参議にとどまった。

  • 図書館で見かけて読んでみました。
    日本史好きとしては名字と家紋の双方からたどる家の流れを見るのが楽しかったです。
    ただ、この一冊で終わると少々物足りない。
    結局家紋の名字の辞典をそれぞれ1冊ずつ借りてもう一度読むと、ぐっと樹形図が広がりました。
    時代小説の+αとして読む分には面白いと思います。

  • 面白い。佐藤さんを見ると、藤原系の農民あがりか。なんて具合だな。因みに我が祖先は義賊、熊坂長範。かも。
    家紋ね。大事ね。自分のルーツ。

  • (推薦者コメント)
    日本文化の一部として、ぜひ読んでほしい。

  • 名字・家紋に関する入門書的な本と思われる。

  • 名字・・・どこの家に属する人間かを示すもの。
         名字は武士が作った通称。

    姓 ・・・出自をあらわすもの。(○○天皇の子孫の××等)
         正式な名称で公式の文書などに使われていた。

    そして明治時代に戸籍を作る際に、
    姓を登録すると「藤原」「平」「源」など同じようなものばかりで
    家と家の区別ができなくなるので名字を登録したそうです。

    他にも「名字と苗字の違い」だったり、
    名字の分布でみる歴史など日本人として興味深い
    トピックスで勉強になりました。

  • 最近日本史に興味があるので気になって読んでみました。
    雑学とかお好きな方はきっと面白いと思います。
    名字の由来や家紋の起源等、多少物知りになれます。

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著者プロフィール

1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大大学院博士課程修了。文学博士。元明治学院大学教授。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組んでいる。著書に『律令太政官制の研究』『日本古代国家と律令制』(ともに吉川弘文館)など専門書のほか、『歴史書「古事記」全訳』『古事記・日本書紀を知る事典』(ともに東京堂出版)、『古事記と日本書紀 どうして違うのか』(河出書房新社)など多数。

「2022年 『古代史入門事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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