- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044057053
作品紹介・あらすじ
なぜ畳の縁を踏んではいけないのか。なぜ和服の左前は嫌われるのか。方位の吉凶や厄年、箸の使い方、上座と下座、忌み言葉、結納などの祝いごとや雛祭りなどの行事。日常の行儀作法や決まりごと、風習、禁忌には、神事や仏事に結びつくもの、旧暦由来のもの、平安時代以来の故事や人びとの願いにつながるものなど、それぞれに意味やいわれがある。暮らしのなかに受け継がれてきた「和」の知恵、しきたりのすべてがわかる1冊。
感想・レビュー・書評
-
日本人の文化となってきたしきたりをわかりやすく解説した本。
コンパクトな文庫本の中に、知っておきたい日本の作法や慣習などがまとまって解説されています。本書を手元に置いておくと、作法がわからないときに役立つと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よくある「しきたり」の概要を知るには,有効な一冊。
もっとも,しきたり,と一言でいっても場所によって様々なので,くわしく知りたいと思うには,物足りない -
日本古来の礼儀作法、縁起と禁忌、祝い事、年中行事を平易に解説した書。すっかり廃れつつあるしきたりや行事の数々だが、全部きちんとやったら、これはこれで忙しくて大変。
-
飛行機の中で一気読み。
飛行機の中じゃなかったら絶対読まないだろうなという内容だけど、知ってるようで知らない、知らないようで知ってる、日本についての内容で面白かった。 -
中島のぶ選
-
日本には色々な厄があって厄を払い寄せ付けないようにすることがいっぱいあるんだなぁって思った。
風水にしてもただ幸せを呼ぶんじゃなくて厄を遠ざけることで幸せを呼び込むとか・・・。
その他にも昔は今よりも子供が大人になる前に死んでしまうことが多かったせい、子供が無事育つように願う行事に奥深さを感じた。