知っておきたい世界七大宗教 (角川ソフィア文庫 N 101-6)
- 角川学芸出版 (2009年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044057060
作品紹介・あらすじ
宗教はどこからきたか。人びとの心を癒やし、生きるための支えとなる宗教が、なぜ対立するのか。一神教と多神教の違い、民族の枠を越えてひろがるものとそうでないもの、厳しい戒律やタブーがあるものなど、多様な様相を呈する世界の宗教。そのうちキリスト教、イスラム教、仏教、ユダヤ教、道教、ヒンドゥー教、神道の七大宗教をとり上げ、それぞれの歴史や教義、世界観、文化の違いから、世界七大宗教の特質を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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キリスト教、
イスラム教、
仏教、
ユダヤ教、
道教、
ヒンドゥー教、
神道、
の七つの宗教のルーツや戒律等々を、世界宗教と民族宗教に分けてご紹介。
また、一神教と多神教の違いも説明されています。
宗教のことを知ることで、いろいろな国の文化について、理解が深まった気がします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
代表的な宗教の教義や成り立ち、概要を「物凄く大雑把にざっくりと」知りたい場合には重宝しそうな本。裏を返せば、どの宗教についても対して掘り下げていないので、特定の宗教について詳しく知りたい人には向きません。
序盤から中盤、七大宗教をそれぞれ取り上げて概説をしているところまでは面白く読めました。が、終盤の七大宗教の発展と世界史の部分になると、一気に話が散漫に。ある程度、話を進めたらいきなり違う場所の違う宗教の話に飛んでしまうようなところが多々あって、ちょっとついていけませんでした。さっきまでルイなんちゃらがいたはずなのに、次のページからいきなり中国の話に切り替わっちゃう高校の世界史の教科書みたいな感じ。なので、高校世界史の授業の流れが得意だった人なら終盤も飽きずに読めるかもしれません。 -
各宗教の成り立ちなどがなんとなく学べる。
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読み物としてまったく面白くないので、読むのやめた。
というより、教科書風の文体に慣れてなかったというか…。たんたんと事実をのべていく文章が大丈夫な方はどうぞ。 -
恥ずかしながら神父と牧師の違いをこれで初めて知った。
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序盤はそれぞれの宗教に対する著者の考え方なども記されており、参考になる部分も多かったが、中盤から話が散漫になり、世界史の教科書を切り貼りしたような、トリビア本に近いものになってしまっている。
中国の史書に例えて言うと、編年体と紀伝体がごちゃごちゃに混ざっている状態で、紀事本末体のように整理もされていないものになっている。
もう少し記述の中に一本の芯を通しておいたほうが、読みやすいし、それぞれの宗教が分かった気になりやすい。 -
有名どころ宗教の基本情報をざっとなめるには最適な本。その中で個別に興味を持ったら詳しく掘り下げていけばいいので、「一神教って何?」とか「神社とか寺とかモスクとか教会って何が違うの?」的な好奇心が出てきた人にオススメ。
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またまた借り物本
7大宗教(キリスト教、ユダヤ教、ヒンドゥー教、イスラム教、仏教、神道、道教)
について浅く解説してます。
一般教養としては知っておいて良いレベルの知識でした。
次はもうちょっと詳しい本読むかな。 -
異国の人の価値観を知りたくて、それでまぁ信仰している宗教の概要を頭に入れておこうと読んでみました。
なんか上っ面というところは否めませんが、ひととおりの知識は得られます。
イスラムと道教について、も少し知りたくなりました。
日本人はもしかすると中国よりもイスラム世界の人たちと合うかも知れないなぁ・・・