知っておきたい日本の天皇 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044057114

作品紹介・あらすじ

今も多くの日本人から敬愛され続ける天皇陛下と皇室。その権威は何に由来しているのだろうか。日本史のなかで天皇が直接政治に関わった時期は驚くほど短い。しかし、各時代の支配層は、天皇が「日本の君主」であることを認め、時に利用してきた。歴史上、天皇が果たしてきた宗教的、政治的、外交的、文化的役割を見直しながら、その存在の特異性や重要性を解き明かす。すべての日本人が知っておくべき、「天皇」の基礎知識。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人にとって天皇とは何だったのかを明らかにする1冊。
    纒向に現れた首長から、その一族が人神々への信仰を介して大王となり、天皇へと繋がっていったとして、神道との関わりを中心にまとめられている。
    古代から現代までを網羅しているから仕方がないのかもしれないが、もう少し深掘りした内容を期待していたので残念だった。
    日本史の復習になった面もあって、それはよかったけれども。

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著者プロフィール

1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大大学院博士課程修了。文学博士。元明治学院大学教授。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組んでいる。著書に『律令太政官制の研究』『日本古代国家と律令制』(ともに吉川弘文館)など専門書のほか、『歴史書「古事記」全訳』『古事記・日本書紀を知る事典』(ともに東京堂出版)、『古事記と日本書紀 どうして違うのか』(河出書房新社)など多数。

「2022年 『古代史入門事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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