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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784044058012
作品紹介・あらすじ
昭和2年8月、島根県美保関沖で海軍史上空前の大事故が起きた。深夜の無灯での演習中、駆逐艦「蕨」に巡洋艦「神通」、駆逐艦「あし」に巡洋艦「那珂」が衝突し、百余名の水兵が海没したのだ。事故後の軍法会議では、真相はついに究明されなかった。事故から半世紀を経て、「蕨」艦長の遺児がその真相を抉り出し、残された人々の人生を丹念に描く。「美保関事件」に翻弄された人々を追うノンフィクション。解説・中村彰彦
みんなの感想まとめ
歴史の闇に埋もれた真実を追求する物語が描かれています。昭和2年に発生した美保関事件を背景に、駆逐艦「蕨」と巡洋艦「神通」の衝突による悲劇を掘り下げ、事故の真相を探る過程が描かれています。艦長の遺児が語...
感想・レビュー・書評
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主人公・進が最終章で述べている。「歴史に真の審判者はいない…略…幾百万の将兵の血を吸って得られた栄光も屈辱も、その評価は常に紙のように薄い」なるほど、その時代の価値観やら力関係で生じた事象を、歴史の断片に過ぎない現在の価値観に照らして評価することは空しいのかもしれない。
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美保関事件で、巡洋艦神通と駆逐艦蕨が衝突し、蕨が沈んだ。
この本は、その蕨の艦長であった五十嵐氏の息子が書いたものである。様々な登場人物が、各々の視点で書かれており、苦悩し悔恨し懺悔しているその姿は、人間味溢れるものだった。
全体的に分かりやすく、読みやすいので、その悲惨さがヒシヒシと伝わってくる。 -
平成18年1月19日読了。
五十嵐邁の作品
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