中原中也との愛 ゆきてかへらぬ (角川ソフィア文庫)

著者 : 長谷川泰子
制作 : 田中 淑恵  村上 護  小林かいち(中塚玲子事務所) 
  • KADOKAWA (2006年3月24日発売)
3.70
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  • 12レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044060015

中原中也との愛 ゆきてかへらぬ (角川ソフィア文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 中原中也と小林秀雄と長谷川泰子の関係がなんとなく分かるし、なにより泰子さんってこんな人だ!ってのが知れたのがとても良かった。
    とにかく天真爛漫で無邪気な印象を受けた。
    あとは、同世代の文筆家達がたくさん出てくる。
    武者小路実篤さんとも仲良かったり。なにそれ初耳。
    坂口安吾が書いた泰子さんの記述とやらも残っているだろうか?色々探してみると、あちこちに登場してそうだ、泰子さん。
    泥沼の三角関係、みたいな印象だったのが、実はそこまでではなくてアッサリしている、という印象も受けたけど、これは泰子さん側からのエピソードなのでかなりバイアスがかかってそう。
    他の文献も集めたい。

  • 中原中也の資料として。
    つい中也贔屓の視点で読んでしまう。
    とても面白かった。
    やはり中也は、泰子さんのことが本当に特別だったんだなぁ。

  • 資料としても最高。面白かった。

  • 最近、芸術新潮の小林秀雄特集を読んだのですが、その雑誌では、長谷川泰子はともかく中原中也にも全く触れていないのが、なんだか悲しくて…。この本はもう手元には無いけれど、登録しておきます。晩年に出演したという映画「眠れ蜜」ではシャンソンの名曲「聞かせてよ愛の言葉を」をフランス語で歌う姿が映っているそうです。わたしのなかでは、長谷川泰子=江口章子(北原白秋、竹久夢二の恋人)=ジューン ミラー(ヘンリー ミラーの内縁の妻)なんです。

  • 中原中也が生涯想い続け、小林秀雄と三角関係にもなった女性・長谷川泰子。
    彼女が語る中原中也に何か新しい発見があるかもと思い読んでみたが
    基本的には長谷川泰子自身の人生が語られるので、そうでもなかった。
    中原との関係に愛や恋なんて甘やかな雰囲気は感じられなかったけど、
    小林秀雄の事はやっぱり好きだったんだろうなぁ。

    たしかに自由奔放な女性ではあるけれども、
    苦労に満ちた生い立ちや、老後も中原ファンに脅迫されたりと
    なんだか中原が放っておけなかったような雰囲気も少しわかるかも...。
    当時は世間が狭かったのか交友関係も華やか。
    国語の教科書で見かけたような名前がばんばん出てきます。

  • 亡き弟への想いを創作の原点とする中原と
    父を失った影響か、どこか生き方に投げやりなところのある長谷川
    近代化の進むにつれ、古の幻想がどんどん壊されていく日本
    表面の華やかさに隠された虚無
    虚無に抗おうとする人のせつなさ

  • 中原中也・小林秀雄・長谷川泰子の三角関係は日本近代文学史上に残る恋愛騒動(?)ですが、泰子辛みたこの関係が書かれ、面白いです。
    つくづく、女って 勝手な生き物・・・

    (院生アルバイトスタッフ)

  • 中原中也さんと付き合い、その友人の小林秀雄さんとも付き合ってた方。
    中原さんはこの人のことが好きだったんだろうなあ、
    この人は小林さんのことが好きだったんだろうなあ、
    と思いました。

  • 未読

  • 中也との愛というか、長谷川泰子の自伝。
    もっともっと中也について語ってほしかった。期待しすぎた・・
    とても読みやすく、改めて「人間、中原中也の魅力」に心酔。。
    あのぶっきらぼうさ、優しさ。。貪欲さ、軽やかさと、さみしさ。。そして文学への純粋な姿勢。。

    ○真剣勝負の人付き合い○対等な姿勢○背の低い中原とピエロのズボン○揉め事をよろこぶおたんこなす
    ○フランス語○しょげて底の底まで落ちて神を掴む○虚偽が出来ない○本格か、そうでないか○正面きっての発言、
    のびのびした性格


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