知っておきたい「食」の世界史 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • 角川学芸出版
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044064020

作品紹介・あらすじ

私たちの食卓は、世界各国からもたらされたさまざまな食材と料理にあふれている。日常的に食べているものの意外な来歴、世界各地の食文化とのかかわりなど、身近な「食」にまつわる歴史と文化をさまざまな切り口で展開。大航海時代に地球規模で劇的に変化した食材の世界交流、コールドチェーンがもたらした食文化の単一化など、食卓の上を世界各地からの食材や料理文化が踊る「小さな大劇場」にみなした。おもしろ世界史。

感想・レビュー・書評

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  • 食材や料理文化の歴史。世界三大料理とは、中国料理、フランス料理、トルコ料理なんだそう。砂糖と資本主義経済の関係、冷凍技術の発達とグローバリゼーションなど興味深かかったです。
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    私たちの食卓は、世界各国からもたらされたさまざまな食材と料理にあふれている。日常的にたべているものの意外な来歴、世界各地の食文化とのかかわりなど、身近な「食」にまつわる歴史と文化をさまざまな切り口で展開。大航海時代に地球規模で劇的に変化した食材の世界交流、コールドチェーンがもたらした食文化の単一化など、食卓の上を世界各地からの食材や料理文化が踊る「小さな大劇場」にみなした、おもしろ世界史。

  • 新書文庫

  • ムギ、コメ、トウモロコシの世界三大穀物の人類への貢献度が凄まじい。
    豚肉が食べられるかを宗教判別の踏み絵にしたという話はなるほどと思った。

  • 2012/03/15:味の世界史と内容かぶっているところ多いです。

  • 普段食べている様々な食べ物。その一つ一つが深く歴史と関わっていて興味深かった。今も食によって歴史が動いてる。レトルト食品や火を使わない電子レンジ。それらは食材から「作る」過程を失い、食卓で家族との会話から遠ざけ、孤立を助長している。食べ物を口に運ぶまでの過程が便利になる半面失うリスクは大きいと思った。
    この本は1つの食材が出来る起源、過程、時代背景を追って説明しているので大変勉強になった。これから僕達の食と歴史がどう変化していくのか、食べる事に関して考えさせらる一冊だった。

  • 卒制研究の一環として。地域ごとにどうやって食の文化がつくられていったか知りたかったので。最後の、食卓は小さな大劇場っていうのが、この本を読み終えると本当にそうだなーと思える。ちゃんとまとめたい。

  • 食に関する言葉の語源から、世界史の名の通り食の歴史がざっとわかる。食の生まれから現代の食の問題まで。

  • 1月9日読了。有史より人間は「食」を作り変えてきたが、同時に世界をも作り変えてきたのだなーと興味深く読んだ。大きく分けて人間の食は「熱土器の発見」「大航海時代」「産業革命」「ハイテク革命」の4段階にて大規模に変化してきたようだ。その中には腐敗のメカニズムの研究、缶詰・ビン詰めの発明、冷蔵・冷凍技術の進化などプラス側面もあったろうが、黒人奴隷を大量投入しての砂糖の大規模栽培といった負の側面ももちろん存在している。現代の社会が今こうして我々の目前にさらす姿は、歴史に洗われて様々に形を変えた結果なのだ、と改めて思う。不思議。

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著者プロフィール

1942年生まれ。東京都出身。歴史学者。研究分野は前近代の文明交流史、歴史教育。筑波大学常勤講師などを経て、1994年、北海道教育大学教育学部教授に。『知っておきたい「お金」の世界史』など著書多数。

「2018年 『世界史の真相は通貨で読み解ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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