- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044064037
作品紹介・あらすじ
崇高な美をたたえる仏像は鑑賞の対象として第一級の存在で、古くから日本人の心を慰めてきた。本来、仏像は単なる美術品ではなく、仏の教えを広めるために仏師によって制作されてきた。身体の特徴、台座、持ち物も意味をもち、すべては衆生の救済につながる。初期仏教が偶像を否定したなかで仏像が生まれた背景、仏それぞれの姿がもつ意味、仏のもたらす救いを問う。仏教の世界観が一問一答でよくわかる、コンパクトな一冊。
感想・レビュー・書評
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形は後世の人が付けた意味かなぁ。
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仏像を鑑賞するための基礎知識をわかりやすく解説している本です。
まったく網羅的なものではなく、どのような点に仏像を鑑賞するポイントがあるのかということを、ごく簡単に説明しています。仏像についておおまかなことを知るためには役立ちますが、すぐにもっとくわしい本がほしくなるのではないかと思います。 -
修学旅行や京都、奈良に観光しに行ったけど、仏像の良さがわからない…、見方がわからない…、何の御利益があるのかわからない…などの悩みが解消!! 知識があればこれからの旅行、展覧会などなど楽しめること間違いなし!!
生協学生委員会お勧めの書籍です。 -
・1/30 メルボルンからの飛行機の中で読了.久し振りに仏像の世界を覗いた。そういえば般若心経が言えなくなってるな.また覚えよう.
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すっごくわかりやすく、なのですっごく面白かった。大切な部分は何度も繰り返されて書かれるし、概念に関しての喩えの解説もとても親切です。瓜生さんの書籍をすべて読みたいと思いました。そのくらい収穫があった。さくっと読め、且つ網羅されていて、大満足。これをもう一回読んだら、仏像に関してはほとんど自信持てるのでは。一気に知識が増え、仏像の奥深さを知り、ますます寺巡りがしたくなりました。
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お手ごろ価格の割りにくわしくて良いんじゃないかと
「如来=社長」「衆生のひとびと=平社員」というたとえが笑えたw -
初心者向け。図解も多く、解説も丁寧でわかりやすい。が、ちょっと物足りない。どうしてこれを奈良美術の授業取ってる間に読まなかったのかと後悔。
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仏像には何故多くの種類があるのか?その違いは?見分け方は?など、仏像に興味を持ちだしたら気になる素朴な疑問から、台座や持ち物、衣や印の種類、それらから見る仏の教えなど、もっと細かな事にも丁寧に図解してある非常に分かりやすい本。もう一度、仏像をじっくり見たくなる。