- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044064068
作品紹介・あらすじ
「アマテラスの岩戸隠れ」「因幡の白兎」「スサノオのオロチ退治」――。日本人なら誰でも知っている神話を、天地創造神話・古代天皇に関する神話・神社創祀などに分類。神話の世界が現代語訳ですっきりわかる。
感想・レビュー・書評
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◆きっかけ
『旅をする木』の中で星野氏がアラスカを始め神話に触れることがちょくちょくあり、日本の神話も気になって。昔プラネタリウムの前半で上映されるギリシャ神話が好きだったことを思い出した。日本、ギリシャ、中国…(あるのか?)、これからは神話も読みたいリストに加わりそうだ。2016/8/24詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誰もが知っている日本の神話の概要を知ることができる1冊。
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漢字が多い
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GHQの陰謀によって戦後日本の教育課程からすっぽりと抜け落ちた神話。それを網羅的に平易な文章で記述しつつ、若干の解説や考察も加えている。国のルーツを教えない国は70年で滅びるという云われがあるけれど、まさにそのターニングポイントになり得る現在、日本人が日本人であり続けるために、是非とも読んでおきたい一冊。
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日本全国に残っている神話や伝承に関する本だと思ったら、記紀に関する本でした。
でも、記紀に出てくる物語が実際にあった勢力争いを元にしているのではないかと推察したり、現存する地名や神社に記紀に起源がある物が残っていると現実との関連に重点を置いたアプローチはとても興味深くて大変楽しめました。
やっぱり、出雲には大和朝廷が平定するのに苦労した豪族がいたのかな。 -
日本神話は大和政権が古代日本を統一するために創出したものである。
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日本の神々の名前はなんでこんなに覚えづらいんだろう。。
神話って知ってると面白いかなと思ってこの本を読みました。
聞いた事はあっても詳しく知らなかったことなど、この本でだいぶ理解できました。頭の中で想像もしやすかった! -
「知っておきたい日本の神話」3
著者 瓜生中
出版 角川文庫
p59より引用
“古くから、同じ窯で煮炊きしたものを食べることによって、よ
り親密な関係になるという思想があったことを示すものだ。”
古くから伝えられている、日本の神話について書かれた一冊。
神話の基礎知識についてから個々の神話の解説まで、神話の舞
台となった地の写真と共に書かれています。
上記の引用は、同じ窯の飯を食べた仲という考えについて書か
れた項での一文。同じ物を食べて過ごすということは、同じ材料
から体が出来上がるという事になるでしょうから、親密になるの
も納得出来る気がします。
先だって紹介した本の中でも思ったことですが、兄弟げんかし
たりして随分人間臭いなと思いました。
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なんとなーく流れがわかった。
カタカナが辛いのはまるでロシア文学を読んでるよう。
これを機に本当の古事記なども読んでみたい。 -
知ってるようで知らない古事記、日本書紀の要点を読みやすくまとめている。神話と史実の関係性がオモシロイ。