俳句、はじめました (角川ソフィア文庫)

  • 角川学芸出版 (2012年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784044065119

作品紹介・あらすじ

独学で俳句を始めてみたけれど、いつまで経っても自分の実力がわからない。そこで、勇気を出して句会に参加。事前に示された題で句を作る〈兼題〉、人の句を選び、批評し合う〈選評〉は、毎回が発見の連続で、難しいのに楽しい!吟行に行けば迷子になり、席題ではプレッシャーで思考停止に陥りつつも、句に宿る命のきらめきや季語の豊かさを実感し、仲間のいる喜びを知った充実の一年をリアルに綴る、体当たり俳句入門エッセイ。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

俳句の奥深さに触れながら、自身の成長を描いたエッセイは、独学から句会参加へと進む著者の挑戦を通じて、俳句の魅力を伝えています。季語や言葉選びに迷う様子や、仲間との批評を通じた気付きは、読者にも共感を呼...

感想・レビュー・書評

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  • インターネットで投句をしていた著者が実際の句会に入り、俳句の深みに魅了されてゆく様子が書かれていました。
    季語や言葉の選び方に迷う様子や参加者の批評に頷いたり気付いたり、17文字の世界は底が見えませんでした。

    句会がどのように行われているのかが良く分かり、吟行や席題では短時間で句を詠む苦しみや焦りがこちらまで伝わってきます。
    俳句と言う知らない世界を覗くことができました。

  • 某TV番組の「毒舌先生」の人気もあって、最近は俳句ブームのようです。本書は、エッセイストとして知られる著者が、句会に出席して俳句にチャレンジするようになってからの軌跡が語られています。

    わずか17文字にいろいろな思いをめぐらせる過程がいきいきと描き出されていて、おもしろく読みました。

  • 作者は一人で俳句を作っていたが、人から誘われ句会へ出るようになって別の世界が開かれた。そこでの世界・・・句会、投句、選句、兼題、席題、吟行・・・とは?から、その時々に悩んだこと、苦労したこと、失敗したことが実体験に沿って語られている。

    また、作者が「文庫版あとがき」で言っているのですが、「江戸時代の俳句に興味を持ち・・・(略)・・・明治以降の俳句の歴史についての素養が、私には欠落していた」
    かくいう私も今年の4月から俳句を作り始め、この言葉は実感しています。芭蕉のいた時代の俳句と現代の俳句は全然違うという事が肌身で感じている今日この頃です。

    これから俳句を始めようとする人には、身近な疑似入門体験としてお勧めです。

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著者プロフィール

1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。著書に『エッセイの書き方』(中公文庫)、『60代、不安はあるけど、今が好き』(中央公論新社)、『おひとりさま、もうすぐ60歳。』(だいわ文庫)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『60代、ひとりの時間を心ゆたかに暮らす』(明日香出版社)、『岸本葉子の暮らしの要』(三笠書房)など多数。
2008年テレビ番組「NHK俳句」出演をきっかけに俳句を始め、2015年より同番組の司会を7年間担当、2021年よりラジオ番組「ラジオ深夜便」に「岸本葉子の暮らしと俳句」コーナーを4年間担当し、俳句との縁を深める。俳句に関する著書に『俳句、はじめました』『私の俳句入門』(ともに角川ソフィア文庫)、『俳句、はじめました 吟行修業の巻』(角川学芸出版)、『俳句で夜遊び、はじめました』(朔出版)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』(笠間書院)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など。俳人協会会員。日本文芸家協会会員。

「2025年 『ゼロから俳句 いきなり句会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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