やがて消えゆく我が身なら (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 207
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044070021

作品紹介・あらすじ

「ぐずぐず生きる」「80歳を過ぎたら手術は受けない」「仕事が嫌いなら、心を込めずに働く」「がか検診は受けない」…。人はいつか必ず死ぬ。崩壊寸前の日本の社会システムのなかで、どうしたら有限の命を面白く生きられるだろうか。そもそも面白いとはどういうことか。飾らない人生観と独自のマイノリティー視点で、現代社会の矛盾を鋭く突く!生きにくい世の中を少しでも快活に過ごす、本音炸裂エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 生と死にまつわるエッセイ集だ。テレビで見受ける酔っ払いみたいな口調とは打って変わって文章は端正である。
    https://sessendo.blogspot.com/2019/06/blog-post_61.html

  • 酔っぱらいの戯言感がすばらしく、ぜひ酔っ払ってしゃべっているところを見たい。文章だと、酔っ払い感と説教臭さというのが誤解されてしまうような気がするんだよね。構造生物学ってのは、構造主義と似ているようで、あんまし女にもてないようにみえるのはここがパリでないからないのか?それだけかもしらん。

  • £3.5
    文庫ではなく、新品の単行本です。

  • タイトルにつられて買ってしまった。
    生物学者池田清彦が「本の旅人」に連載していたエッセイをまとめたもの。

    エッセイらしく、氏の思っていることがズバズバと綴られている。
    なんとなく、諦観というか、そういった味気ない節もあれば、自信の欲望をあらわにした部分も見受けられた。

    医療や国家に関することについては賛同しかねることが多くいのだけども、・・・たまにはこんな思想に触れておかないといけないな。と自分を慰めている。
    とはいえ、深く感心できた部分もある。

    手に入れたのが文庫版でよかった。

    ----------------
    【内容紹介(amazonより)】
    「ぐずぐず生きる」「80歳を過ぎたら手術は受けない」「がん検診は受けない」…。飾らない人生観と独自のマイノリティー視点で、現代社会の矛盾を鋭く突く! 生きにくい世の中を快活に過ごす、本音炸裂エッセイ!

    【内容(「BOOK」データベースより)】
    「ぐずぐず生きる」「80歳を過ぎたら手術は受けない」「仕事が嫌いなら、心を込めずに働く」「がか検診は受けない」…。人はいつか必ず死ぬ。崩壊寸前の日本の社会システムのなかで、どうしたら有限の命を面白く生きられるだろうか。そもそも面白いとはどういうことか。飾らない人生観と独自のマイノリティー視点で、現代社会の矛盾を鋭く突く!生きにくい世の中を少しでも快活に過ごす、本音炸裂エッセイ。
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  • そうなんだ、なんかヘンだと思ってたんだ。有意義とかやりがいとか体にいいこととか。どうもしっくりこなかったんだ。
    多分そんなことのために生きているのではないんだ。
    そうかそうか、ぐずぐず生きてていいのか。

  • TVのバラエティ番組での発言が面白いので読んでみたが、相当強烈な個性を感じる。ところどころ鋭く世相を切っているところがある。

  • 以前読んだ著者の「他人と深く関わらずに生きるには」はとても面白く、影響を受ける本だった。
    でもこの著者の他の本にもどれも似た感じのことが書いてあり、どれか1冊、もしくは2冊ぐらいで新鮮さという面白味がなくなってしまった。

    【2008年6月6日読了】

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著者プロフィール

池田清彦(いけだ・きよひこ) 1947年生まれ。生物学者。

「2020年 『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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