易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス中国の古典)

著者 :
  • 角川学芸出版
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本棚登録 : 78
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044072155

作品紹介・あらすじ

易は、陽と陰の2種の記号6本を組み合わせて64通りの配列を作り占う。このテキストとして編まれたのが『易経』である。単なる占いの書ではなく、中国三千年の歴史のなかで、「未来を予測する思索的な道具」として活用され、儒教経典のなかの第1位を占めるものとなった。中国思想の根幹を表すこの書を、語釈と現代語訳、および先人の記録に載る占例をつけてコンパクトにまとめた。古代中国人の智恵を読み取りながら未来を見通す方法を学ぶ。

感想・レビュー・書評

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  • 三浦先生の易である。コンパクトでとても読みやすい。中国や日本の占例も書いてあって、読んでもたのしい。ユングやカプラなど、西洋の見解も引いているし、太極図のただしい配置やその他参考になる図も多い。長く本田先生の訳を読んできたが、付き合わせてみてみると、本田先生の訳は象数に精しかったのだなと思う。本田先生は自己の見解を抑えて、伝統的経学の観点から解釈しているので、よく分からない部分があるが、三浦先生の訳はすんなりわかる。貞を「問う」(本田訳「正しい」)、朋を「お金」(本田訳「友」)、孚を「捕虜」(本田訳「まこと」)と、思わず、そうかと分かる解釈がある。未済卦は、どの本をさがしても占例がないとのことだが、ぼくじしんは中国に初めて行ったときに、この卦に遇った。勉強が未完成に終わることを暗示していたのだろうか。

  • 大分わかりやすい。

  • のんびり読んでいるが、読み終わったらまた始めに戻り、他の易経関係の書物を読んではこちらに戻るという読み方をするような気がするので、永遠に読み終わらないのではないかと思う。

    点文、古文訳、現代文訳、語釈のほかに占例を入れて、すべてを文庫本一冊にまとめたのは、評価できると思う。

    でも、ビギナー向けの本で、ビギナーが気がつく間違いがあるというのもかなり問題か?

  • 持ち歩くのに便利。

    使う本だから読み終わらないなぁ。

    追加

    訳の吉凶が逆になっているものがあるので注意。

    十二消息卦が月によって書かれていたりいなかったりする。

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