易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫 B 1-8 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)

著者 :
  • 角川学芸出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044072155

作品紹介・あらすじ

易は、陽と陰の2種の記号6本を組み合わせて64通りの配列を作り占う。このテキストとして編まれたのが『易経』である。単なる占いの書ではなく、中国三千年の歴史のなかで、「未来を予測する思索的な道具」として活用され、儒教経典のなかの第1位を占めるものとなった。中国思想の根幹を表すこの書を、語釈と現代語訳、および先人の記録に載る占例をつけてコンパクトにまとめた。古代中国人の智恵を読み取りながら未来を見通す方法を学ぶ。

感想・レビュー・書評

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  • 確かに易経といえば、こうなるのだと思います。
    易64掛の意味合いを優しめに書いている。
    ビギナー用としては、中途半端だと思う。
    64掛を解説しはじめると、文章だけだと無理があるから、もっと簡略でもよかったかも。
    それより、易経ではないけど、ビギナー用に、陰陽の説明とか、八卦が表す事象とかを詳しくしたら、面白かったと思うのだけど。

    • ひまわりめろんさん
      うーん、そうか〜
      『易経』っていう題名の本の初心者版ってことならこれが正しい形なのかなぁ
      うーん、そうか〜
      『易経』っていう題名の本の初心者版ってことならこれが正しい形なのかなぁ
      2024/01/24
    • 土瓶さん
      64……。
      といえばNINTENDO64。
      関係ないですね。そうですか。
      64……。
      といえばNINTENDO64。
      関係ないですね。そうですか。
      2024/01/30
    • おびのりさん
      あるかもよ。
      おかえりなさーい。
      塗装は終わったかい?
      あるかもよ。
      おかえりなさーい。
      塗装は終わったかい?
      2024/01/30
  • 悪いのは私です

    はい、角川さんちのビギナーズ・クラシックスです
    前にこれで『八犬伝』を読んだときに、なかなか上手くまとまっていて、入門書としてかなり出来がよく感じ、他のを読んでみたいと思ってたんですが間が開いてしまいました

    で、なんとなくラインナップを眺めていたら中国の古典もあって、しかも『易経』とかあるじゃないですか
    で、おお!と思って読んでみたんですが…
    ぜんぜんビギナーズじゃなかったです
    めちゃくちゃ難しかった(・ัω・ั)

    でもそうだよな『易経』を分かりやすくってことになるとこうなるよな〜
    つまり六十四卦の分かりやすい語訳が書いてあって、参考に過去の占例が載ってて、常に持ち歩いて易占をする時の簡略版で使ってちょうだいってのが本書だったんです

    僕易占いしないんで…

    そうだよなぁ…一個の意味に確定できないもんなぁ…
    なんとなく求めていたのと差が激しすぎてギブアップです
    (一応「読み終わった」にならないので最後まで流し読みはしました)

    つまりは初の★1でございます

    ごめんなさい『易経』なめてた

    • 土瓶さん
      人それぞれだなー。
      人それぞれだなー。
      2023/11/28
    • ひまわりめろんさん
      なーー
      なーー
      2023/11/28
    • みんみんさん
      最後まで読めなかったって書きたい派…
      そこはちょっと意地悪( ̄▽ ̄)
      最後まで読めなかったって書きたい派…
      そこはちょっと意地悪( ̄▽ ̄)
      2023/11/28
  • 三浦先生の易である。コンパクトでとても読みやすい。中国や日本の占例も書いてあって、読んでもたのしい。ユングやカプラなど、西洋の見解も引いているし、太極図のただしい配置やその他参考になる図も多い。長く本田先生の訳を読んできたが、付き合わせてみてみると、本田先生の訳は象数に精しかったのだなと思う。本田先生は自己の見解を抑えて、伝統的経学の観点から解釈しているので、よく分からない部分があるが、三浦先生の訳はすんなりわかる。貞を「問う」(本田訳「正しい」)、朋を「お金」(本田訳「友」)、孚を「捕虜」(本田訳「まこと」)と、思わず、そうかと分かる解釈がある。未済卦は、どの本をさがしても占例がないとのことだが、ぼくじしんは中国に初めて行ったときに、この卦に遇った。勉強が未完成に終わることを暗示していたのだろうか。

  • 大分わかりやすい。

  • のんびり読んでいるが、読み終わったらまた始めに戻り、他の易経関係の書物を読んではこちらに戻るという読み方をするような気がするので、永遠に読み終わらないのではないかと思う。

    点文、古文訳、現代文訳、語釈のほかに占例を入れて、すべてを文庫本一冊にまとめたのは、評価できると思う。

    でも、ビギナー向けの本で、ビギナーが気がつく間違いがあるというのもかなり問題か?

  • 持ち歩くのに便利。

    使う本だから読み終わらないなぁ。

    追加

    訳の吉凶が逆になっているものがあるので注意。

    十二消息卦が月によって書かれていたりいなかったりする。

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著者プロフィール

1941年大阪市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(中国哲学史)中途退学。文学博士(大阪市立大学)。大阪市立大学名誉教授。中国思想史・東アジア比較文化論専攻。主著―『朱子と気と身体』(平凡社),『不老不死的欲求――三浦国雄道教論集』(四川人民出版社)

「2022年 『浅見絅斎全集稿本 舞田敦編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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