菜根譚 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 257
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044072315

作品紹介・あらすじ

「一歩を譲る」「人にやさしく己に厳しく」など、人づきあいの極意、治世に応じた生き方、人間の器の磨き方を明快に説く、処世訓の最高傑作。わかりやすい現代語訳と解説で楽しむ、初心者にやさしい入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい構成だったが、解説が学術的(この文章がどこから発想を得ているか、どこから引用された故事かなど)だった。わかりやすい現代語訳からさらに自分の身近な例に引き寄せるには自分の頭を使って変換しなければいけないということだろう。

  • 以前からちょこちょこつまみ読みしていたが、ここにきて一気読み。逆境にいる人には刺さる言葉が多いらしい。
    何事もほどほどに、中庸が一番。
    入門編?もっと突っ込んだ菜根譚も読みたくなった。

  • 現代にも通ずる考え方や立ち振る舞い、己に焦点を当て律することの必要性、外の不可避な状況への日々の対処法といった多くを学べます。論語や孫氏の兵法、武士道や宮本武蔵の五輪書を再読したい気持ちになりました。

  • 標題、現代語訳、訓読、原文

    人は常に菜根をよく咬んでいればあらゆる事はなしとげられる(野菜の根は堅くて筋が多いけれど、それを苦にせずよく咬めば、世の中の真の味を理解できる)
    C0198

  • 先日読み終えた「キャッチャーという人生」の中で、川上哲治や野村克也が愛読したなんて書いてあるから気になって手に取ってみた。
    「中庸」という言葉に初めて触れたのは三國志Ⅷの隠し武将になっていた楽毅の性格欄で、それ以降その二文字が自分の人生の指針になってるんだからゲームも捨てたもんじゃない。
    今でいうTwitterなんかで、それっぽく立派なこと言ってる人を見るとなんだかこっちが恥ずかしくなるんだけど、それに通じるものがあったような、なかったような。何かにつけて「熱すぎてはダメだけど、冷たすぎてもダメ」とか「強すぎてはダメだけど、弱すぎてもダメ」みたいに、「丁度良い」塩梅を見つけなさいと執拗に説いてくる。それこそが菜根譚の核心の一つでもある中庸の精神ってやつで、それを心掛けることは簡単なようでいてとても難しい。天秤を等しく保ち続けることより、どちらか片方に傾ける方がずっと簡単ってことです。
    全部で300条以上もあるんだから、絶対どこかに「さっきと言ってること違うやん!」みたいなのがあると思うんだけど、そういうのも含めて洪自誠の言葉に右往左往させられながら、自分にとっての真ん中を見つけるための本だった。

  • 表装はいまいち。でも、漢文と訳、解説が一緒に載っているところが気に入って購入。
    解釈はわたしが考えることと違うところがあるけど、自分に都合よく読んでいます。それでいいよね。

  • 何度も読み返し、そのたびに味のでる、スルメ本。1年経ったら是非また読みたい本です。3年後には、入門書でない菜根譚を読んでみたい、そう思わせてくれました。

  • 一歩ゆずる、中庸をいく(極端はダメ)
    生き方を示した本。折に触れ、読み返したい。

  • 野菜を食べよう

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著者プロフィール

1957年島根県生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。大阪大学大学院教授。専攻は中国思想史。著書に、『孫子・三十六計』『菜根譚』(ビギナーズ・クラシックス中国の古典 角川ソフィア文庫)、『孫子の兵法入門』(角川選書)、『故事成語の誕生と変容』(角川叢書)、『入門 老荘思想』(ちくま新書)、『菜根譚』『論語』『諸子百家』(以上、中公新書)、『竹簡学─中国古代思想の探究』『墨の道 印の宇宙』(以上、大阪大学出版会)、『戦いの神─中国古代兵学の展開─』(研文出版)などがある。

「2020年 『人生に効く『菜根譚』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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