坐禅ひとすじ 永平寺の礎をつくった禅僧たち (角川ソフィア文庫 364)

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  • 角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044079017

作品紹介・あらすじ

坐禅の姿は、さとりの姿である。道元、懐奘(えじょう)、義介――。永平寺の禅が確立するまでの歴史をわかりやすく綴りながら、師弟間で交わされる問答を通して、受け継がれてきた道元禅の真髄を描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 永平寺に興味があったので読んでみた。すんごい簡潔でわかりやすかった。行ってみたいな。

  • 曹洞宗の開祖道元禅師から太祖螢山禅師までの草創期を、三祖徹通義介禅師を中心に描いた一冊。
    義介禅師に道元禅師が伝えたかった老婆心が欠けていたことが宗門の対立を生んだのが控えめに記されていますが、それによって土台が築かれたことを忘れるわけにはいきません。

  • 永平寺に観光に行く予定なので読みました。
    平易で読みやすく、永平寺がどういう成り立ちのお寺で、曹洞宗とはどんな教えなのかをとりあえず簡単に知りたかった私にはちょうどよかったです。
    ただ、本格的に興味のある方、非信者が客観的に見た永平寺や道元を知りたい方には不向きでしょう。

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著者プロフィール

1957年、長野県伊那市生まれ。大本山永平寺にて修行。駒澤大学大学院博士課程満期退学。曹洞宗宗学研究所主任、駒澤短期大学教授を経て、駒澤大学教授。博士(文学)。伊那市常圓寺住職。著書に『道元入門』『坐禅ひとすじ』『禅のすすめ 道元のことば』(すべて角川ソフィア文庫)などがある。

「2023年 『道元と生きる 正法眼蔵随聞記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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