根付 NETSUKE ジャパノロジー・コレクション (角川ソフィア文庫)
- KADOKAWA (2015年2月25日発売)
本棚登録 : 70人
感想 : 6件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784044083267
作品紹介・あらすじ
江戸の昔より、煙草入れや巾着を帯から提げる留め具として愛用されてきた根付。仏像彫刻等と違い、庶民の間から生まれた実用的工芸品だからこそ、自由奔放でユーモラスな魅力をもつ。愛嬌たっぷりの表情で持ち主を見上げる虎、自らの分身を「ふうっ」と吹き飛ばす仙人、本物そっくりの栗の実に隠された、あっと驚くたくみの手わざ――わずか数センチメートルの世界に多彩な意匠を凝らす、日本人の遊び心と繊細な技術を味わえる、唯一無二の入門書。
みんなの感想まとめ
根付は、江戸時代から愛用されてきた実用的な工芸品であり、手に持って楽しむ「触覚の芸術」としての魅力を持っています。小さなサイズに込められた多彩な意匠や遊び心は、所有者との親密な関係を築き、愛着や幸福感...
感想・レビュー・書評
-
展示期間終了後の配架場所は、2階留学生支援図書コーナー 請求記号 081//J24//3
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・根付は見るだけでなく手に持ったり握ったりすることを前提とした「触覚の芸術」である。
・根付は手に持って愛でることで優品に育っていく。愛でる側は幸福感や癒しを得て愛着が湧いてくる。大きな偶像とは違い、根付は所有者や鑑賞者との物理的・心理的距離が近い「親密で互いに影響し合う美術品」なのである。 -
愛でる
-
ちょうど開いたページに掲載されていたのが、白い猫の根付だったので読んだ本。
根付というものを知ってはいても、たいして知らなかった私にぴったりの入門書。
どんな材料を使ってつくられているのかとか、鑑賞の仕方とか、海外での評価などが書かれていてなるほどと興味深く読ませていただきました。
海外で人気なのは知っていたけど、まさか海外に根付の協会があるとは知らなかった! -
手軽に楽しめる根付の入門書と言える美麗文庫。
最近、産直で柘植材を手彫りした見事な根付を見付けた。柿や林檎、栗、唐黍などの根付があまりにも見事で、思わず、柿と栗の根付を購入した。実際にブックカバーに付けて使用してみたところ、馴染みが良く、果然、根付に興味が湧いたのである。という時に本書を発見し、読んでみることにした。
根付の歴史から始まり、楽しみ方、さらには作り方までが多くの写真で紹介され、まさに根付の入門書というべき構成になっている。写真を眺めるだけでも日本文化の奥深さが伝わって来る、手軽に楽しめる本である。 -
根付は、小さな芸術である。すっかり、その魅力に憑かれてしまった。そのうち、コレクションしてやる。
