千代紙 CHIYOGAMI ジャパノロジー・コレクション (角川ソフィア文庫)
- KADOKAWA/角川学芸出版 (2015年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044083274
感想・レビュー・書評
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高校生の頃、谷中散策の途中でふらっと立ち寄った千駄木の「いせ辰」で江戸千代紙に出会いました。色とりどりの美しさに惹かれ、インターネットもまだない時代、足を運んで少しずつ買い集めてはお気に入りの本のカバーにしたりコレクションしました。手漉き和紙の優しい風合いに、青海波、市松、鹿の子、かまわぬ…など、現代にも通じる高いセンス。文庫本ですが、これ1冊で千代紙の歴史や多彩な紋様の由来などを知ることができます。粋で遊び心にあふれた千代紙の魅力を味わってください。
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おりがみ博物館
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昨今外国人から見た日本をテーマにした番組がそこかしこで流れてますよね。正直よそ様に評価されないと自信が持てないのか、日本人は、と疑問に思うところなのです。
そう思いつつ自分が手にとったこの本も、日本を総合的にとらえることを目的とする学問をまとめたシリーズでした。
ちょっと、流行が入っているかもしれませんが、全体的にカラーページが綺麗で楽しい本でした。
ただし、解説内容は結構難しく、文中に出てくる用語の意味は、はてなんだろう、と思うことしばしばです。ただ、みんなにお馴染みの市松模様の来歴とか様々な柄の成立ちがわかるので、見て楽しく読んでためになる本でした。
個人的に幼い頃に買ってもらった着物の柄が、黄八丈で時代劇等でよく見る柄ですが、載っててちょっとうれしかったです。
図書館スタッフ(東生駒):homusa
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帝塚山大学図書館OPAC
http://lib.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=1100393683 -
展示期間終了後の配架場所は、2階留学生支援図書コーナー 請求記号 081//J24//4