異界と日本人 (角川ソフィア文庫)

著者 : 小松和彦
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2015年7月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044083373

作品紹介

古来、日本人は未知のものに対する恐れを異界の物語に託してきた。酒呑童子伝説、浦嶋伝説、七夕伝説、義経の「虎の巻」など、さまざまな異界の物語を絵巻から読み解き、日本人の隠された精神生活に迫る。

異界と日本人 (角川ソフィア文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 奈良時代から平安時代にかけて、よくもまあこんなに呪いが流行ったものだと感心してしまう。しかも仏教(真言秘密)にまで呪いの術があるとは「因果応報」はどうなっているのか。中世頃は異世界は別世界からの来訪者と言った位置付けなのが、近世にはあの世という扱いに変わっているのが興味深い。

  • 様々な昔話を通して異界の在り方を探る。

  • 神と妖怪の違いは人間の制御が及ぶか否かだ、という見方に最も驚かされた。

  • 説話や縁起絵巻等から、題材となるイメージをいくつかに分類し、それぞれの時代やモチーフから日本人の異界感を分類分析してある。

    説話や昔話が好きで、軽い気持ちで読み出したので難解でした。
    近代に従って、物や動物が変化した存在などの妖怪が人がそのままの幽霊になり、異界に行く話が憑依された人が語る話になったり、異形との距離がだんだん遠くなっていくのが寂しいような。

    引用)このような娯楽としての妖怪文化は 、双六や玩具 、絵本などの遊びの道具やタバコ入れや印籠の根付けの装飾としても浸透していった 。それは妖怪文化の商品化ということでもあった。

    江戸時代からジバニャンかな

  • 日文研の小松所長のことを知りたくて購入。一般向けの内容だが、平安時代から江戸時代にかけての妖怪の移り変わりがざっと追えた。

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