西国巡礼の寺 (角川ソフィア文庫 J 106-2)

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  • 角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044085025

作品紹介・あらすじ

霊場はなぜ、どのように生まれたのか。われわれの祖先はそこで何を信仰し何に祈りを捧げたのか。三井寺、善峰寺、華厳寺ほか、西国三十三所観音霊場を案内。その宗教的意義や霊場としての環境をやさしく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 西国33ヶ所の主要な霊場を紹介しつつ、著者五来重の宗教民俗学的視点からの霊場への独自かつ新たな解釈を見出した著作。

  • 解説で山折哲雄氏が「語る五来重が、ここにいる。」と書いています。カルチャーセンターの講義がもとになったとしたら、飽きさせない展開に拍手したくなります。もっと早く知りたかった。三十三所の旅も違ったものになったことでしょう。もう付箋だらけです。

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著者プロフィール

五来重(ごらい・しげる)
1908‐93年。茨城県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学科を卒業後、京都帝国大学文学部史学科国史学専攻卒業。高野山大学教授を経て、大谷大学文学部教授、同名誉教授。専門、日本民俗学、宗教史。著書に、『五来重宗教民俗集成』(全8巻)『五来重著作集』(全12巻・別巻)の他、『仏教と民俗』『高野聖』『熊野詣』『山の宗教』『日本の庶民仏教』『四国遍路の寺 (上・下)』『円空と木喰』『日本人の地獄と極楽』など多数。

「2021年 『修験道入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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