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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044085070
作品紹介・あらすじ
霊場高野山を拠点に諸国を遊行した高野聖。歴史上の聖たちは、泉鏡花の名作『高野聖』で描かれた道心堅固な僧ではなく、妻帯して世俗生活を送り、末路は悪行も働いた下級僧侶だった。だが彼らこそ、民衆に根ざした生きた仏教の担い手であり、寺院経済を支えてきた存在だった。空海、西行、一遍などの足跡や歴史に埋没した古代から中世までの聖階級の活動に光を当て、徹底した“庶民史観”で日本宗教史を変えた、不朽の名著。
感想・レビュー・書評
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解説:上別府茂
聖というもの-隠遁性と苦行性の遊行性と◆聖というもの-呪術性と集団性と世俗性と◆聖の勧進と唱導-勧進性と唱導性◆高野浄土◆高野聖のおこり◆祈親上人定誉◆小田原聖教懐と別所聖人◆覚鑁と別所聖◆仏厳房聖心と初期の往生者◆高野聖の文学◆新別所の二十四蓮社友◆鎌倉武士と高野聖◆高野聖・西行◆俊乗房重源と高野聖◆明遍と蓮花谷聖◆法燈国師覚心と萱堂聖◆千手院聖と五室聖◆高野聖の末路詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
敦賀などを舞台とした作品です。
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著者プロフィール
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