高野聖 (角川ソフィア文庫 J 106-7)

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  • 角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044085070

作品紹介・あらすじ

高野山を拠点に諸国を遊行した高野聖。彼らはいかに民衆に根ざした日本仏教を広め、仏教の礎を支えてきたのか。古代末期から中世の聖たちが果たした役割と、日本宗教の原始性を掘りおこした仏教民俗学の名著。

感想・レビュー・書評

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  • 解説:上別府茂
    聖というもの-隠遁性と苦行性の遊行性と◆聖というもの-呪術性と集団性と世俗性と◆聖の勧進と唱導-勧進性と唱導性◆高野浄土◆高野聖のおこり◆祈親上人定誉◆小田原聖教懐と別所聖人◆覚鑁と別所聖◆仏厳房聖心と初期の往生者◆高野聖の文学◆新別所の二十四蓮社友◆鎌倉武士と高野聖◆高野聖・西行◆俊乗房重源と高野聖◆明遍と蓮花谷聖◆法燈国師覚心と萱堂聖◆千手院聖と五室聖◆高野聖の末路

  • 敦賀などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

五来重(ごらい・しげる)
1908‐93年。茨城県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学科を卒業後、京都帝国大学文学部史学科国史学専攻卒業。高野山大学教授を経て、大谷大学文学部教授、同名誉教授。専門、日本民俗学、宗教史。著書に、『五来重宗教民俗集成』(全8巻)『五来重著作集』(全12巻・別巻)の他、『仏教と民俗』『高野聖』『熊野詣』『山の宗教』『日本の庶民仏教』『四国遍路の寺 (上・下)』『円空と木喰』『日本人の地獄と極楽』など多数。

「2021年 『修験道入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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