方法序説 (角川ソフィア文庫)

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  • 角川学芸出版 (2011年12月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784044086039

作品紹介・あらすじ

「私は考える、ゆえに私はある」の命題で知られるデカルト。のちに“近代哲学の父”と呼ばれる彼は、何を目指しどのような思索の果てに、革新的思想を打ち立てたのか。「理性を正しく導き、もろもろの科学における真理を探究するための方法序説」と題して出版された本書には、受動的な学問を排し、旧勢力との闘いに立ち向かったデカルトの思想が凝縮されている。読み応え充分の思想的自叙伝。解説・小泉義之

みんなの感想まとめ

思索の方法と真理探究を深く掘り下げた本書は、デカルトの哲学が現代にも通じる普遍的な価値を持っていることを再認識させてくれます。特に、彼が提唱する「方法的懐疑」や問題の分割、論理的思考の重要性は、現代の...

感想・レビュー・書評

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  • 「我思う、故に我あり」で有名なフランスの哲学者デカルトの著書。

    方法的懐疑(とにかく疑え)だったり、注意深く速断と偏見を避けること、また難問のひとつひとつを多数の小部分に分割すること、単純なものから始めて少しずつ複雑なものに進め、などそこら辺に転がっているビジネス書に書かれているようなことは約400年前にこの本の中で既にデカルトが言っている。

    総じて難しい部分もあるが一度でも原文を読む経験が出来たのは自信になった。

  • ●2026年4月4日、ピーターティールの「ゼロトゥワン」を読み始めたので、そういえばMSK図書館で無料でもらったリサイクル本の「プレジデント(2021.10.29号)」にピーターティール出てたなぁ、復習してみよ、と思った。プレジデントの該当箇所を読んだら、「欧米人特にフランス人はこちらの発言に対してかなりの割合でノン(Non)と返してきます。〜(中略)〜彼らはまさにデカルト的『方法序説』の世界で生きています」という文章があった。なのでこの方法序説をチェックした。

  • 方法序説の訳は沢山出てます。普通は岩波文庫の本を選ぶでしょうが私は古本屋に美品であったという理由だけで新装版の本書を選びました。
    非常に有名な本書ですが私の中では「『読書百編義自ずから見る』正しいか」という論文の題材となった本の印象がありました。
    この論文は本書の1部~3部と4部2節までを繰り返し読んだだけで意味が分かるのか、というレポートです。結果は分かった人が多かったので有用らしい、とのことです。

    さて本書ですがやっぱり難しいですがデカルトの謙虚な姿勢が心に残りました。これは徹底的な懐疑を持って真理探究にあたったデカルトらしく感じますが、6章を読むとそういうことばかりではなく、他人との論争に貴重な時間を費やすことを嫌っていたのが大きいと分かります。ヨーロッパ大陸のキリスト教の元で科学をしていく立場の難しさが伝わってきます。

    一読したぐらいでは読んだ内に入らないようですが(6章に20年かけて辿り着いたことを聞いてすぐ納得したように見せる人の愚かしさについて語ってます)人類史上希有な天才の著作に触れたことを歓びとして胸にしまっておきたいと思います。

  • ページ数が少なく1章ずつ読んでいけばいいので、途中で挫折しない。解説が分かりやすくて本書の意義を理解するのに助かった。本編内容については半分も理解できなかったが、ところどころで琴線に触れるものがあった。本書を読んで、かねてより気になっていたモンテーニュ「エセー」にやはり挑戦しようという気持ちになった。

  • 有名な一節に集約されているけれどそれを発表するまでのプロセスや葛藤なども含めて短い冊子だし読むといいと思う。角川版と併読したけど、序盤は角川の平明さがいいし中盤、四部以降、見通しがついたあたりからは岩波文庫がいいように思う。

  • 「良識はこの世でもっとも公平に分配されている」大学教育に見切りをつけて「世間という大きな書物」を求めて放浪の旅に出た末の「我思う故に我有り」という理性至上主義。現代では批判も多いのだが、江戸時代初期にこれだけの思想を持っていた事には驚嘆に値する。

  • 難しいく、チラチラみただけ。

  • 1637年にフランスの哲学者René Descartesが発表した哲学書。"我思う、ゆえに我あり"という命題で知られます。ガリレオの地動説が異端審問会で異端とされた事から発表する予定の"宇宙論"の発行を中止し、その概略や序説などをまとめたものが本書です。科学的な内容は今読むと笑ってしまいますが、そこに辿り着くまでの思考方法やそれまで当然と思われていた意見や考えを一度捨て去ることを推奨するなど、今でも必要な事が書かれています。これを念頭において生活すれば色々と気づくことが多いとは思うけど、難しいですね。

  • 「我思う、ゆえに我あり」で有名なデカルトの本。
    むむむ・・・自分には難しすぎた。
    幸福論は読みにくいけど、理解はできた。こっちもわからないことはないというか、言いたいことはわかる気がするんだけどね。
    大人になったら理解できるのかな・・・あ、俺もう大人だったわ。

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著者プロフィール

1596-1650年。「近代哲学の祖」と称されるフランスの哲学者。主な著書として、本書(1637年)のほか、『省察』(1641年)、『哲学原理』(1644年)など。

「2022年 『方法叙説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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