新版 精神分析入門 上 (角川ソフィア文庫)

著者 :
制作 : 岸田 メル  安田 徳太郎  安田 一郎 
  • 角川学芸出版
3.78
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本棚登録 : 86
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044086046

作品紹介・あらすじ

無意識、自由連想法、エディプス・コンプレックス-。精神現象の解明に偉大な貢献をしたオーストリアの精神分析学者、フロイト。彼の提唱した数々の理論は、後に精神医学や臨床心理学などの基礎となったのみならず、20世紀以降の社会学・教育学・文学・芸術ほかあらゆる分野に根源的な変革をもたらした。精神分析の核心概念をわかりやすく著した本書には、今なお人々を啓発してやまない、フロイトの知性が凝縮されている。

感想・レビュー・書評

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  • 精神分析学者として、
    無意識、抑圧、防衛機制など、
    さまざまな理論を提唱したジークムント・フロイト。

    彼の存在感は
    精神医学、心理学といった分野を飛び越え、
    その影響力の大きさは計り知れない。
    批判者すら彼を無視できないほどに。

    1915年からウィーン大学で行われた講義を基に、
    無意識と精神分析の初歩をまとめた入門書。

      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    無意識のはたらきを中心に論じられており、
    この上巻では、
    日常的な「間違い」と「夢」を例にとって、
    無意識は誰にとっても無関係でないことが示されます。

    良くも悪くも「古典」とみなされがちな一冊。
    もちろん、今日、その理論をそのまま適用することはできないでしょうが、
    読み継がれ、引用され、解説されていくうちに、
    色々と「切り落とされて」しまった部分も多いように感じました。

    また、
    人が見る夢を、
    ①無意識的な(抑圧された)夢の「材料」
    ②刺激に反応して夢を加工する「はたらき」
    ③出来上がった夢という「結果」
    …といった風に分解する見方は、
    冷静で、決して古くない考え方で、
    「夢」以外にも応用の効くものに思えます。

    そのあたりが、大きすぎる(?)影響力の源なのでしょうか。
     それではっ

  • Sigmund Freudが1915年から1917年にかけてウィーン大学で行った精神分析に関する一般向けの講義を編集したものです。一般向けの講義なので、フロイトの著書の中では比較的分かりやすく、フロイト入門として最適だと思います。こちらは上巻で、精神分析の講義に入る前の前段階として"間違え"と"夢"について解説されています。この巻については、フロイトの"夢分析"などを既に読んでいれば、エッセンスが簡潔にまとめられているのがわかると思います。いまさらフロイトもないだろうと思っていても読む価値ありです。

  • 20141107 内容が難しくて挫折(笑)

  • 難しくて、「間違い」で一時中断。
    ただ、ことばの力がいかに強力であるかを認識できた。ことばの力を軽蔑してはならない。

  • 精神分析の原点を楽しめます。

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