新版 精神分析入門 上 (角川ソフィア文庫)

  • 角川学芸出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044086046

作品紹介・あらすじ

無意識、自由連想法、エディプス・コンプレックス-。精神現象の解明に偉大な貢献をしたオーストリアの精神分析学者、フロイト。彼の提唱した数々の理論は、後に精神医学や臨床心理学などの基礎となったのみならず、20世紀以降の社会学・教育学・文学・芸術ほかあらゆる分野に根源的な変革をもたらした。精神分析の核心概念をわかりやすく著した本書には、今なお人々を啓発してやまない、フロイトの知性が凝縮されている。

感想・レビュー・書評

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  • 挫折

  • Sigmund Freudが1915年から1917年にかけてウィーン大学で行った精神分析に関する一般向けの講義を編集したものです。一般向けの講義なので、フロイトの著書の中では比較的分かりやすく、フロイト入門として最適だと思います。こちらは上巻で、精神分析の講義に入る前の前段階として"間違え"と"夢"について解説されています。この巻については、フロイトの"夢分析"などを既に読んでいれば、エッセンスが簡潔にまとめられているのがわかると思います。いまさらフロイトもないだろうと思っていても読む価値ありです。

  • 20141107 内容が難しくて挫折(笑)

  • 難しくて、「間違い」で一時中断。
    ただ、ことばの力がいかに強力であるかを認識できた。ことばの力を軽蔑してはならない。

  • 精神分析の原点を楽しめます。

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著者プロフィール

Sigmund Freud 一八五六―一九三九年。オーストリアの精神科医、精神分析の創始者。モラビア地方の小都市フライベルク(現・チェコのプシーボル)にユダヤ商人の長男として生まれる。幼いときにウィーンに移住、一八七四年ウィーン大学に入り、八一年医学の学位をとる。開業医としてヒステリー患者の治療を模索するなかで、従来の催眠術と決別する精神分析療法を確立。二十世紀思想に決定的ともいえる影響を与えた。

「2019年 『精神分析学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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