饗宴 恋について (角川ソフィア文庫)

  • 角川学芸出版
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044086084

作品紹介・あらすじ

ある邸宅で催された饗宴に集いし人々が葡萄酒を酌み交わしながら、恋の神エロスを賛美し愛の姿を語らう。"愛"を主題にしたプラトンの対話編三編の内、恋愛の本質と価値について論じた『饗宴-恋について』と、友愛の動機と本質について論じた『リュシス-友愛について』の二編を収録。古代ギリシアにおける恋愛観とプラトニック・ラブの真の意味を知り、現代へと繋がるヨーロッパのエロス観に触れる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「友愛について」少年愛を題材に友愛を描く。話がグルグルして非常にわかりにくい。とにかく、ああでもないしこうでもない。医術が善、病気が悪で病気の時は善と悪とに結びつきが生まれるなんていうから一般的な善人悪人という前提がややこしくなりまとまらない。友愛の有無についてこうだということを避けるというのは、それはそれでいいかもしれない。

  • 古代ギリシアの哲学者プラトンの中期対話篇の1つ。一度読んだだけでは理解するのは無理です。テーマはエロスです。ここでは異性愛ではなく、当時のギリシアでは普通だった同性愛です。その中でもプラトニック・ラブです。このエロスについて、プラトンの師であったソクラテスが参加した酒宴の席上で繰り広げられた愛の神エロスを賛美する演説、ソクラテスが出会ったディオティマの話(イデアについて)、そしてアルキビアデスのソクラテスへの愛を語る話の3つの部分に分かれています。少年愛をテーマにした"リュシス"も併録されてます。

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著者プロフィール

山口大学教授
1961年 大阪府生まれ
1991年 京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学
2010年 山口大学講師、助教授を経て現職

主な著訳書
『イリソスのほとり──藤澤令夫先生献呈論文集』(共著、世界思想社)
マーク・L・マックフェラン『ソクラテスの宗教』(共訳、法政大学出版局)
アルビノス他『プラトン哲学入門』(共訳、京都大学学術出版会)

「2018年 『パイドロス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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