旭山動物園12の物語 (角川ソフィア文庫)

著者 :
制作 : あべ 弘士 
  • 角川学芸出版
4.17
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本棚登録 : 26
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044088019

感想・レビュー・書評

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  • 古本で購入。

    タイトルどおり、旭山動物園で起きた12の物語を収録した本。
    薄くて文字の大きい、小中学生向けの本なのですぐ読めます。

    でも、この本は旭山動物園を通じて動物園の本質を語ろうとしてる。
    そういう意味では大人にも読んでほしい。

    著者が取材を通じて学んだ、読者に伝えたいことはこんな感じ。
    ●野生動物はペットや家畜とは違う
    ●動物たちの世界に人間がズカズカと入り込んではいけない
    ●人間にとって都合のいい解釈で動物をわかったような気にはなってはいけない
    ●動物園にはいくつかの大切な役割がある
     1.お客さんにニコニコしてもらうこと
     2.絶滅の危機にある動物の種を守ること
     3.動物を学問的に研究すること
     4.生態系を守ることを目指した環境教育の場を提供すること
    ●野生動物とは何か、ヒトとは何か、生態系とは何かを考える

    とても基本的だけど、とても大事なことだなぁ。
    「いい顔」をした動物たちがいるという旭山動物園に行ってみたくなる本です。

  • 北海道の最北端にある動物園だけどお客が少なく収入がないので動物園には全然お金がなかった。しかしお金が無いながらも動物の立場にたってみたり動物たちと本気でぶつかり合って信頼関係が生まれたり人間と動物という関係ではなく生き物同士という関係になり動物にとってもお客にとっても居心地のいい動物園になった。そして今は客の動員数が一番になったりメディアに取り上げられたりドラマにもなったりした。

  • すごくいい本!でも「旭山動物園」の職員さんと、この本の著者「浜さん」の考え方が若干ズレてるのが気になった…ズレるのはあたりまえなんだけど、それがこう、ちょっと「んん?」っていう方向にずれてるような…。

  • 年甲斐もなく動物園に行きたくなる。
    動物園を楽しむのに年なんて関係ないはずなのにね。
    いろいろな困難を乗り越えたからこその動物園。
    現実的な問題は山ほどある。でも結局は、
    動物もお客さんも、そして育てる側もニコニコ。
    それが一番。
    うん。読んでるだけでポカポカする幸せ。

    癒されたいという理由で行ってもいいですか。

  • 動物園、私は目がアレルギーで何年行ってないのだろう。。。
    でも、行かない理由はそれだけではない。人間に囚われた動物を見て
    、何が楽しいのか。それだったら、TVで野生動物の番組を観た方が楽
    しいと思っていたから。。。

    この本を手に取ったのは、旭山動物園がとても楽しく、ちょっと変わ
    った動物園であるということを聞いていたから。

    この本を読んで、目が赤く具合が悪くなることがわかっていても、旭
    山動物園に行ってみたくなった。そして、人間関係にも参考になるこ
    とが書いてあって、興味深く読めました。

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