空海入門 (角川ソフィア文庫)

著者 :
制作 : 芦澤 泰偉  芦澤 泰偉 
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本棚登録 : 41
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044089030

作品紹介・あらすじ

讃岐の豪族の家に生まれた天才児真魚(後の空海)は、一族の期待を背負い大学に入学。しかし貴族に交じり富と名声のために学ぶことに疑問を感じ、自由な思索、自由な学問を求め仏道へと帰依、留学僧となって中国に渡る-。思想の出発点になった『三教指帰』、円熟期の集大成『秘蔵宝鑰』をはじめ多くの著作も紹介。日本の思想・宗教界を導き、後に弘法大師と尊称された空海の生涯と、現代に脈々と息づくその教えに迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 空海の半生だけでなく、現代科学の進歩への懸念や、日本の宗教観から見える国民性などへの考え方を語っている点は面白いが、空海を褒め称え過ぎて何が言いたいのかが分からない箇所がいくつもあった。

  • 実は空海嫌いなのだが、
    それは弘法大師(お大師さん)は神話や伝説の類いがいっぱいで何となくうさんくさく思っていたからだ。

    この本は空海入門ということで神話伝説を排除して真の空海を紹介していて、私の空海嫌いも改善された。

    しかし、著者が空海を賛美しすぎているようにも思えたが、その点については、空海の著作に直接接することで理解されて行くようにも思っている。

  • 図書館で本書を受け取った瞬間、「薄っ。」と思った。でも内容は全く薄くなく、満足感がある。
    序文で「高校生にも分かるように」とあるが、それなりの下地が無いと社会人でも難しいと思う。真言宗の教則本ではなく、タイトル通りあくまで空海に焦点を当てている。一読すれば、空海の思想の自由さをふんわり体感することができる。空海の思想にますます興味がわいた。

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プロフィール

昭和11年生。大正大学名誉教授。文学博士。東京都練馬区・南蔵院住職。真言宗豊山派総本山・長谷寺(奈良県桜井市)化主・真言宗豊山派管長。全日本仏教会会長。著書に、ビギナーズ・クラシックス日本の思想『三教指帰』『秘蔵宝鑰』『般若心経秘鍵』(以上、角川ソフィア文庫)、『弘法大師空海伝』『日本密教の形成と展開』『弘法大師の人間学』『弘法大師思想論』(以上、春秋社)、『弘法大師空海を読む一即身成仏義・弁顕密二教論・般若心経秘鍵・三昧耶戒序』(大法輪閣)など多数。

「2015年 『弘法大師空海伝 十三講』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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