華厳経入門 (角川ソフィア文庫)

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  • KADOKAWA (2015年1月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784044089122

作品紹介・あらすじ

仏のさとりの世界とそこにいたる道を説き示す華厳経。「存在するものはすべて心の表れである」「小が大であり、一つが全体である」などに代表される華厳の思想は、真実の生き方への提言であるとともに、一人ひとりがかけがえのない固有の世界の創造者であることを説く。奈良の大仏が華厳経の説く盧舎那仏であることなど、日本人との深い関わりから説き起こし、現代に生きる宗教としての意義を明らかにする華厳経入門の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 大乗仏教を勉強中。

    華厳経は読んでなかったのでとりあえず入門書を読んでみる。

    初期仏教と比べると、これはとんでもなく遠くまでやってきたものだと感慨もひとしお。

    初期仏教は心理学みたいだけど、これは宗教だなと思う。

    でも、考え方として面白いところはいろいろあって、面白かった。

  • 新井満の小説が好きで、そこから森敦の小説に導かれ、二人の対談で森敦作品の世界のベースのひとつに「華厳経」があると知り手にとってみたくなり。しかし、入門でも壮大な宗教的歌劇とも紹介される本編のほうは歯ごたえがありすぎ、主に第一章"「華厳経」と現代"のみ読んであとはざっと。1「存在するものは、すべて心の表れである」、2「小が大であり、一つがすべてである」、3「初めが終わりである」という特徴的な考えだけおさえて。

  • 華厳経の内容を、わかりやすいことばで解説している本です。

    本書は、NHKラジオの「宗教の時間」で著者が語ったことをもとにしており、仏教にかんする知識をもたない一般の読者にも理解しやすいような説明がなされています。仏教の入門書には、具体的な事例について著者自身の説法のような解説を展開しながら経典の解釈を提示するような構成のものが多く見られますが、本書はあくまでもテクストを紹介しその内容を解き明かすことに著者の努力は向けられており、手堅い内容になっています。

  • もとがNHK『こころの時代』なので、構成もいかにもそんな感じである。経の成立背景を抑えた後は、経の内容を順に追っていく。筆者の経解釈はよい意味で学問的で、門外漢にも納得がいく。法華経に比べて華厳経を紹介する一般書は少ない印象だが、この一冊で華厳経がどんなものか、だいたいわかったような気がする。常に過不足のない説明がありがたい。

  • 非常に分かりやすく華厳経を案内してくれる本。また、著者の華厳経への姿勢に心打たれる。

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著者プロフィール

木村清孝(きむら・きよたか/せいこう)1940年生まれ。仏教学者、僧侶、専攻は華厳思想を基にした東アジア仏教研究。曹洞宗龍宝寺(函館市)住職、(公財)仏教伝道協会会長、東京大学名誉教授。東京大学大学院博士課程満期退学。文学博士。東京大学文学部教授、国際仏教学大学院大学教授・学長、鶴見大学学長等を歴任。著書に『初期中国華厳思想の研究』(春秋社)、『華厳経(仏教経典選5)』(筑摩書房)、『華厳経入門』(角川ソフィア文庫)、『仏教の思想』(放送大学テキスト)など。

「2021年 『教養としての仏教思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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