華厳経入門 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 51
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044089122

作品紹介・あらすじ

仏のさとりの世界とそこにいたる道を説き示す華厳経。その成り立ちと教えを、自らの生に誇りをもつ、初心を大切にする、といった身近なことばから説き起こす華厳経入門の決定版。『華厳経をよむ』を改題。

感想・レビュー・書評

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  • 華厳経の内容を、わかりやすいことばで解説している本です。

    本書は、NHKラジオの「宗教の時間」で著者が語ったことをもとにしており、仏教にかんする知識をもたない一般の読者にも理解しやすいような説明がなされています。仏教の入門書には、具体的な事例について著者自身の説法のような解説を展開しながら経典の解釈を提示するような構成のものが多く見られますが、本書はあくまでもテクストを紹介しその内容を解き明かすことに著者の努力は向けられており、手堅い内容になっています。

  • もとがNHK『こころの時代』なので、構成もいかにもそんな感じである。経の成立背景を抑えた後は、経の内容を順に追っていく。筆者の経解釈はよい意味で学問的で、門外漢にも納得がいく。法華経に比べて華厳経を紹介する一般書は少ない印象だが、この一冊で華厳経がどんなものか、だいたいわかったような気がする。常に過不足のない説明がありがたい。

  • 非常に分かりやすく華厳経を案内してくれる本。また、著者の華厳経への姿勢に心打たれる。

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著者プロフィール

1940年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。文学博士。四天王寺大学教授、東京大学文学部教授、同大学院人文社会系研究科教授、鶴見大学学長などを経て、現在、東京大学名誉教授。専攻は、華厳思想の思想史的研究、漢訳仏典の特質の比較思想的研究。主な著書は、『初期中国華厳思想の研究』(春秋社)、『中国仏教思想史』(世界聖典刊行協会)、『華厳経』(筑摩書房)、『中国華厳思想史』(平楽寺書店)、『ブッダの世界』(共著、NHK出版)など、多数。

「2015年 『華厳経入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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