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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784044092153
作品紹介・あらすじ
合意成立は決行のわずか5日前だった!西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允ら、薩摩・長州藩の指導者によって計画は極秘に進められ、明治天皇の一方的な電光石火の早業として断行された「廃藩置県」。たった一片の詔書で藩が消滅したのである。突然に権力を剥奪された藩主たち、混乱に陥った領民たちに何が起こり、そのとき彼らはどう動いたのか。県制度を生み、中央集権体制を確立させた、知られざるクーデターの実態に迫る!
みんなの感想まとめ
廃藩置県の実行に至る過程を詳細に描いた本書は、明治維新の重要な転換点を理解するための貴重な資料です。著者は、1867年の大政奉還から1871年の廃藩置県までの歴史的背景を丁寧に解説し、特に薩摩・長州藩...
感想・レビュー・書評
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勝田政治「廃藩置県」(角川ソフィア文庫)
1871年(明治4年)7月に廃藩置県が断行される。本書では1867年の大政奉還から1868年の戊辰戦争、1869年の版籍奉還を経て廃藩置県に至る流れを詳細に述べる。版籍奉還で府藩県三治制が導入された後、中央政府は当分この制度を続けるつもりであったこと、一方で中央政府の権力基盤が弱く実質的には薩長土藩からの御親兵に頼らざるを得なかったこと。そして1871年7月頃、木戸、大久保等の意見の不一致で政府の運営が行き詰まっていたのを一気に打開する策として、ごく少数のメンバーで廃藩置県が計画されクーデター的に実行されたというのが著者の主張である。諸藩の側は版籍奉還後の圧迫で藩政が行き詰まっていたため反発も少なかったと。
政府部内の対立が廃藩置県でなぜ解消できたかについては十分な説明が無いように感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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