登山と日本人 (角川ソフィア文庫)

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  • KADOKAWA (2015年5月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784044092214

作品紹介・あらすじ

日本人はいつから山に登るようになったのか。世代を問わず多くの人が山に魅了されているのはなぜか――。明治のはじめには一握りのエリートたちの遊びであった登山は、経済成長とともに庶民にまで広がった。近代登山以前の日本人と山のあいだには、歴史の影に隠れた意外な真実がある。富士講をはじめとする信仰に基づいた登山から、スポーツ的要素が強くなった近代登山まで、日本の登山史を辿りつつ、そのルーツに迫る。

みんなの感想まとめ

日本人と登山の歴史を探る本書は、登山がどのようにしてエリートの遊びから庶民の趣味へと広がったのかを描いています。初めは情報が多く、ウィキペディアのような印象を受けるかもしれませんが、流し読みすることで...

感想・レビュー・書評

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  • 最初はウィキペディアレベルの情報の羅列にうんざりしたが、そういうつもりで流し読むと登山史の概観を得るのには悪くないと思えた。ウィキペディアの情報をこんなにまとめるとしたらかなり労力がかかる。深い情報を知りたければ原典をあたってほしいということなのだろう。

  • これは、登山の誕生、のリニュアル版とのこと。登山の誕生、で満足したのでこちらは流し読み。

  • まずは、古代ギリシャ史から始まりヨーロッパの歴史をひとなめしながら16c~18cまでの大博物学時代まで語られます。著者の小泉武栄氏は自然地理学、地生態学の教授です。地質学者、植物学者がアルプスを発見、またモンブラン登頂していることからか、詳しく書いてくれています。

    日本においては仏教の多様性から始まり、インド、中国と語り、道教から修業の始まり修験道と山岳仏教について。
    熊野信仰や空海、御縮山......、とにかくいろいろ知り得てお得な一冊でした。

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著者プロフィール

1948年、長野県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。理学博士。
専門は自然地理学、地生態学。現在、東京学芸大学名誉教授。著書に、『日本の山ができるまで』(A&F出版)、『地生態学から見た日本の植生』(文一総合出版)、『山の自然学』(岩波新書)、『日本の山と高山植物』(平凡社新種)など。

「2022年 『日本の自然風景ワンダーランド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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