科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏 科学がわかる哲学入門 (角川ソフィア文庫)

著者 : 冨田恭彦
  • 角川学芸出版 (2009年6月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044094041

科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏 科学がわかる哲学入門 (角川ソフィア文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 我々が未知の事柄を理解していくときに、我々の既知の正しい知識を基にしかそれを判断できず、結局己の正しいと信じていることを発露するに終始してしまうことが論証される。解釈学的循環、デカルト的不安といった単語を知れたのが良かった。ローティの鏡的人間以外の二つの態度の内の一つ、連帯が好ましいのは、共通認識が必要な場合に限ると思った。

  • 柏木教授と女子大学生が対話形式で話しを進めていく哲学初心者読本。

    パラダイムなどの話を順番に話していくのですが・・・・・・
    哲学の心得の無い私には少し難しかったです。

    簡単な言葉(口語)語られているけれど、哲学用語の意味を捉えきれず、右耳で入ったかと思えば、左耳から抜けていくといったカンジです。

    もう少し落ち着いて噛みしめるように読めば理解出来たんだろうけど、途中で疲れちゃいました。

    哲学の知識を蓄えた時に、再チャレンジしたいです

  • 目にする科学哲学の本は,どれも事実をあるがままのものとして捉えることはあり得ないということを説いていますが,この本はそのあたりのことを何人かの科学哲学者の主張をもとに論じています。どのように事実を捉えるかという視点(=理論,そして全体論として整合すること)こそが大事だということが再確認されます。若干,説明が親切なようで粗いところもあるように感じました。

  • 難しいという意味ではないが文章が読みづらい。扱っている内容はそれを我慢する価値はあるかな

  • <DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">結局、「観察の理論負荷性(theory-ladenness)」が明白にならない。論理実証主義まで「鏡的人間像」として退け、語り方(「語い」)で事物を関係の中にずぶずぶと埋め込んでしまう…。科学主義でもなく人間主義でもなく相関主義とでもいうべき?
    </DIV>
    <h5>出版社 / 著者からの内容紹介</h5>
    夏間近、京都のとある大学―科学哲学者・柏木達彦が午後の2つの授業を終えて研究室に戻ると、物理学専攻の女子学生、咲村紫苑が待っていた。「先生、パラダイムって何ですか」。紫苑の率直な質問から、「知ること」「正しく理解すること」の謎へと真っ直ぐに向かう課外授業がスタートした…。生きることの深淵に触れる現代科学哲学、その初歩から最先端までがやさしく学べる、専門知識不要、なるほど!の哲学入門ノベル。

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