食える数学 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 89
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044094775

作品紹介・あらすじ

ICカードには乱数、ネットショッピングに因数分解、石油採掘とフーリエ解析――。様々な場面で数学は役立っている! 企業で働き数学の無力さを痛感した研究者が見出した生活の中で活躍する数学のお話。

感想・レビュー・書評

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  • 後輩に勧められて読んでみました。数学がとても苦手だった私も、もう少し粘って勉強してみようと思いました。

  • 挫折してきた数学を克服すべく、放送大学で履修した科目をきっかけに少しだけわかったことがあって、やる気に拍車をかけるためにこの本を手に取った。求める実用数学と数学科数学の違いはよくわかった気がする。生涯かけて、わかることが少しでも増え、なにか自身の思考や生き方の役に立てばいいやと思った。勉強はし続けよう。

  • これもスイスイ読める軽い本。
    しかししらなかった内容が多く、大変面白かった。
    終章はインタビューのつぎはぎなのか、まとまりがなく、つまらない。

    この著者の本、本棚を探したら積ん読キューの中に1冊見つけた。
    さっそく読んでみる。

  •  具体的事例で、数学が実際に適用されている様をおおざっぱに示してくれる本。QRやRSAなど、最近興味のある分野も、基本はほぼ全て高校数学までであるという指摘があった。事例そのものは概括にとどまるのはやむなしかもしれないが、もう少しボリュームがあっても良いかと(いつもボリュームを気にしてしまうが、どうもこの手の本はうすすぎると・・・400pくらいは欲しい。ハヤカワ系のように・・・)。
     数学全般の勉強のやりかたについての記述は非常に参考になった。ここを中学生の時に読んでいたら、と思うとなかなかに複雑な気分になった。まさに逆のことをしてきた気がするもので。

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著者プロフィール

1967年東京都生まれ。博士(理学)。東北学院大学工学部教授。日立製作所中央研究所などを経て現職。著書に『「超」入門 微分積分』『直感を裏切る数学』『ウソを見破る統計学』『現代暗号入門』(以上講談社ブルーバックス)、『Pythonと実例で学ぶ微分方程式』(コロナ社)などがある。

「2023年 『Pythonでしっかり学ぶ線形代数 行列の基礎から特異値分解まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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