美しいもの 白洲正子エッセイ集(美術) (角川ソフィア文庫)

著者 :
制作 : 青柳 恵介  青柳 恵介 
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 39
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044094843

作品紹介・あらすじ

絵巻物や屏風、扇面、掛幅などの絵画、光悦・乾山や魯山人などのやきもの、能装束や辻ケ花などの着物、円空や白鳳時代の仏像、硯箱から印籠までの漆工芸など、白洲流の美の発見と古美術に寄せる思いを語る。

感想・レビュー・書評

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  • このエッセイには、日本史的教養に裏打ちされた、作者の「物」に対する見方が書かれていて、しかもわりかし(ベタじゃないけど)女性的なたおやかな視線が感じられる。日本史に疎い私には、「物」を見に行くのは好きだが今まで知らずにいた「物」の背景話が満載で、色々と勉強になった。その中に、後鳥羽上皇の書に関するエッセイがあった。

    何事にも物怖じしない性格タイプの後白河天皇は、文武両道、あそびごとにも精力的。だがしかし、恐れを知らない元気なボンボン育ちであるばっかりに、ついつい野望を抱いて幕府に対し挙兵してあっさり負けて島流しに。

    その島が、今年のツーリングの行き先。
    なにやら俄然興味が湧いてきた。

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著者プロフィール

1910(明治43)年、東京生れ。実家は薩摩出身の樺山伯爵家。学習院女子部初等科卒業後、渡米。ハートリッジ・スクールを卒業して帰国。翌1929年、白洲次郎と結婚。1964年『能面』で、1972年『かくれ里』で、読売文学賞を受賞。他に『お能の見方』『明恵上人』『近江山河抄』『十一面観音巡礼』『西行』『いまなぜ青山二郎なのか』『白洲正子自伝』など多数の著作がある。

「2018年 『たしなみについて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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