神秘日本 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 32
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044094874

作品紹介・あらすじ

人々が高度経済成長に沸くころ、太郎の眼差しは日本の奥地へと向けられていた。恐山、津軽、出羽三山、広島、熊野、高野山を経て、京都の密教寺院へ――。現代日本人を根底で動かす「神秘」の実像を探る旅。

感想・レビュー・書評

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  • 久々に楽しい本に出会った。
    岡本太郎さんは感性だけの人ではない。
    羽黒の松例祭を訪れた事が書かれたので読み始めたが
    イタコのこと、オシラサマの事、熊野や田植え田楽など
    当時の様子がとても詳細に書かれていて
    貴重な記録でもある。
    作品もさることながら、多くの芸能に目を向けたその記録も多い評価すべきだと思う。

  • 文字であれ絵画であれ形なる前の何かを掴みたいという岡本太郎の衝動はよくわかります。宇宙なのか無なのか有象無象の何かを。

  • 「沖縄文化論」と同じく独特の文体、独自の視点。日本人を深い底で動かす神秘の力を見る岡本太郎の眼。文章とカメラで熱をもって表現されます。

  • 恐山、熊野、高野山など岡本太郎が訪ねる密教の聖地。自らの創作意欲を掻き立てるための研究はバイタリティに溢れている。

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著者プロフィール

芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。

「2017年 『自分の中に毒を持て<新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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